天使と悪魔
第2章 出会いと再会
・北山side
藤「また、ここに来ていたんだ」
北「‥‥‥」
藤「独りは危険だよ」
北「お前いくつ?」
藤「んっ?あぁ、俺」
あれから丘の上に行くと、あいつはいつも来ていて。
つうか年下じゃん、なのに態度がデカ。
でも不思議なんだが一緒にいると何故だか心地良さを感じ。
けれど、それも長くは続かなかったんだ。
俺が16になった時、背中に生えた羽根を見て。
あいつはボソッと呟いた―
藤「今日で最後だ」
北「えっ?」
藤「綺麗だな、お前の羽根まぶしいくらいに」
北「藤…ヶ谷」
藤「そうだ、これを御守りにやる」
北「なに?」
そう言って渡されたのが、水色の石が付いた赤いネックレス。
藤「肌身離さず付けてろ、必ずお前を悪魔から護ってくれるはずだから」
北「なっ」
藤「いいか絶対だぞ」
北「おまっ」
藤「幸せになれ北山 ニコッ」
そして、俺の前から去って行ってしまい。
自分が何者なのかも言わず
あれから何年も経ったけれど未だに俺はあいつのことが気になって仕方なく。
もう一度、会えるか逢えるよな藤ヶ谷。
しかし2人の再会は両方の一族を波乱へと導いて行く事となる。
予想だにしなかった方向へ
・
藤「また、ここに来ていたんだ」
北「‥‥‥」
藤「独りは危険だよ」
北「お前いくつ?」
藤「んっ?あぁ、俺」
あれから丘の上に行くと、あいつはいつも来ていて。
つうか年下じゃん、なのに態度がデカ。
でも不思議なんだが一緒にいると何故だか心地良さを感じ。
けれど、それも長くは続かなかったんだ。
俺が16になった時、背中に生えた羽根を見て。
あいつはボソッと呟いた―
藤「今日で最後だ」
北「えっ?」
藤「綺麗だな、お前の羽根まぶしいくらいに」
北「藤…ヶ谷」
藤「そうだ、これを御守りにやる」
北「なに?」
そう言って渡されたのが、水色の石が付いた赤いネックレス。
藤「肌身離さず付けてろ、必ずお前を悪魔から護ってくれるはずだから」
北「なっ」
藤「いいか絶対だぞ」
北「おまっ」
藤「幸せになれ北山 ニコッ」
そして、俺の前から去って行ってしまい。
自分が何者なのかも言わず
あれから何年も経ったけれど未だに俺はあいつのことが気になって仕方なく。
もう一度、会えるか逢えるよな藤ヶ谷。
しかし2人の再会は両方の一族を波乱へと導いて行く事となる。
予想だにしなかった方向へ
・