天使と悪魔
第9章 息吹が輝く舜
・五関side
奴は音だけじゃなく。
気配さえも消し、とつぜん現れたんだ。
ガツン!
五「うっ」
暫く意識を失っていた俺は気がついたとたんに慌てて家の中へ入った。
しかし2人とも無事で―
ホッと胸をなで下ろしながらも他の連中のことが気に掛かり。
そしたら…
五「くっそー」
横「奴らは普通の悪魔じゃない能力がかなり上回っている」
戸「魔…」
五「えっ?」
戸「その臭いがしたから」
横「トッツー?」
それマジかよ!?
俺らダーク族の中には魔族との間に生まれた異端児がいる。
生まれて来た悪魔は物凄い力を持っていると言われ。
そのせいか一族の中でハグレちまう者が多く。
それじゃ、そいつらが。
横「郁人は、それを感じたから戦わずに身体を張って護ったんだな」
河「クツ…ハァハァ‥」
戸「やつが襲って来たとき俺がそれを感じて、こいつに教えたんだ」
五「えっ」
と、トッツーが思いもかけない事を言い出す。
戸「俺にも流れているから同じような血が、だから分かったんだよ クッ」
それは自分の出生の秘密―
横「お前を産んだ親は魔族の女だったのか」
戸「それとはちょっと違う似たようなもんだけどね」
五「トッツー」
横「ミツは?このこと」
戸「知っている、あいつだけ他の連中は知らないけど」
話しによるとトッツーは。
ここではなく、他の部落に住んでいたらしい。
だが両親はとうに死に。
周りの連中は、異質なものでも見るような眼でこいつを見て。
耐えきれなくなった、トッツーは。
戸「生まれ育った所を出て独りさ迷っているところを北山に会ってさ」
そっか、そうだったんだ。
北「一緒に来る?」
戸「いいのか?」
だから―
戸「あいつは全て分かっていて俺を受け入れてくれたそんなやつ初めてだったから俺にとって北山は」
掛け替えのない存在。
・
奴は音だけじゃなく。
気配さえも消し、とつぜん現れたんだ。
ガツン!
五「うっ」
暫く意識を失っていた俺は気がついたとたんに慌てて家の中へ入った。
しかし2人とも無事で―
ホッと胸をなで下ろしながらも他の連中のことが気に掛かり。
そしたら…
五「くっそー」
横「奴らは普通の悪魔じゃない能力がかなり上回っている」
戸「魔…」
五「えっ?」
戸「その臭いがしたから」
横「トッツー?」
それマジかよ!?
俺らダーク族の中には魔族との間に生まれた異端児がいる。
生まれて来た悪魔は物凄い力を持っていると言われ。
そのせいか一族の中でハグレちまう者が多く。
それじゃ、そいつらが。
横「郁人は、それを感じたから戦わずに身体を張って護ったんだな」
河「クツ…ハァハァ‥」
戸「やつが襲って来たとき俺がそれを感じて、こいつに教えたんだ」
五「えっ」
と、トッツーが思いもかけない事を言い出す。
戸「俺にも流れているから同じような血が、だから分かったんだよ クッ」
それは自分の出生の秘密―
横「お前を産んだ親は魔族の女だったのか」
戸「それとはちょっと違う似たようなもんだけどね」
五「トッツー」
横「ミツは?このこと」
戸「知っている、あいつだけ他の連中は知らないけど」
話しによるとトッツーは。
ここではなく、他の部落に住んでいたらしい。
だが両親はとうに死に。
周りの連中は、異質なものでも見るような眼でこいつを見て。
耐えきれなくなった、トッツーは。
戸「生まれ育った所を出て独りさ迷っているところを北山に会ってさ」
そっか、そうだったんだ。
北「一緒に来る?」
戸「いいのか?」
だから―
戸「あいつは全て分かっていて俺を受け入れてくれたそんなやつ初めてだったから俺にとって北山は」
掛け替えのない存在。
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