天使と悪魔
第10章 想い・その心
・二階堂side
全身に、怒りがこみ上げて来た瞬間に。
二「うおおぉぉーっ」
力が沸き上がり。
ニ「やめろおぉーっ、俺の千賀に手を出すんじゃねぇ」
許さない絶対に!
目の前で身体を震わし必死で耐えている千賀。
怒りは頂点に達し。
二「うおおぉぉーっ、バリバリ、バッキーン」
山「そん…な!?俺のバリアが壊されるなんて」
ズカズカと傍へ行き。
二「どけ!キッ」
バシン!
山「うわあぁーっ」
千「亮太!?」
とたん吹っ飛んでくそいつを無視して。
二「千賀!ギュッ」
千「ニ…カ」
二「バカやろ、なに考えてるんだよお前は」
千「だっ…て」
二「だってじゃねぇ」
俺以外のやつに身体を許すなんで冗談じゃない。
二「帰ろ ニコッ」
千「ニカ」
ところが―
河「こいつは、どうするんだ」
山「放せよ」
河「おやおや、まだやる気か」
山「くっ」
悪魔の首根っこを捕まえてる郁人を見て。
千「そいつを離してやってくれ」
二「おまえ」
千「頼むよ」
苛々が嫉妬の炎を燃やす。
千「自分から言ったんだ、だから亮太は悪くはない」
山「千…賀」
千「孤独を受け止めてやりたくて」
二「それが抱かれるって事だったのか」
千「ニカ」
二「俺は、俺はなぁ」
と、その時。
山「なに言ってるんだ俺の気持ちがお前に分かるわけがない」
千「それでも」
山「黙れ天使なんか嫌いなんだよ」
叫ぶ悪魔、その顔は苦悩で歪み。
千「俺は嫌いじゃない」
山「ふんっ」
千「俺は、ニカが悪魔だと分かっても好きだし」
えっ?
山「それは、こいつだからだろ」
千「亮太」
山「こんな酷い事をしたんだ仲間を裏切らせるような事をさせた俺を好きになるわけないじゃん」
それって…
千「俺の眼を見ろ、嘘じゃないから」
ふと思う、千賀はどうしてそこまでこいつをって。
千「亮太は亮太じゃん笑ってる顔に嘘はなかった」
山「千…賀‥クッ」
千「もう突っ張るのはやめにしよ、ここには痛みを分け合える仲間がいるんだから」
山「えっ」
千「肩の力を抜いてさ」
その言葉に、奴は泣き崩れ千賀の瞳にも涙が溢れ出る
そして―
・
全身に、怒りがこみ上げて来た瞬間に。
二「うおおぉぉーっ」
力が沸き上がり。
ニ「やめろおぉーっ、俺の千賀に手を出すんじゃねぇ」
許さない絶対に!
目の前で身体を震わし必死で耐えている千賀。
怒りは頂点に達し。
二「うおおぉぉーっ、バリバリ、バッキーン」
山「そん…な!?俺のバリアが壊されるなんて」
ズカズカと傍へ行き。
二「どけ!キッ」
バシン!
山「うわあぁーっ」
千「亮太!?」
とたん吹っ飛んでくそいつを無視して。
二「千賀!ギュッ」
千「ニ…カ」
二「バカやろ、なに考えてるんだよお前は」
千「だっ…て」
二「だってじゃねぇ」
俺以外のやつに身体を許すなんで冗談じゃない。
二「帰ろ ニコッ」
千「ニカ」
ところが―
河「こいつは、どうするんだ」
山「放せよ」
河「おやおや、まだやる気か」
山「くっ」
悪魔の首根っこを捕まえてる郁人を見て。
千「そいつを離してやってくれ」
二「おまえ」
千「頼むよ」
苛々が嫉妬の炎を燃やす。
千「自分から言ったんだ、だから亮太は悪くはない」
山「千…賀」
千「孤独を受け止めてやりたくて」
二「それが抱かれるって事だったのか」
千「ニカ」
二「俺は、俺はなぁ」
と、その時。
山「なに言ってるんだ俺の気持ちがお前に分かるわけがない」
千「それでも」
山「黙れ天使なんか嫌いなんだよ」
叫ぶ悪魔、その顔は苦悩で歪み。
千「俺は嫌いじゃない」
山「ふんっ」
千「俺は、ニカが悪魔だと分かっても好きだし」
えっ?
山「それは、こいつだからだろ」
千「亮太」
山「こんな酷い事をしたんだ仲間を裏切らせるような事をさせた俺を好きになるわけないじゃん」
それって…
千「俺の眼を見ろ、嘘じゃないから」
ふと思う、千賀はどうしてそこまでこいつをって。
千「亮太は亮太じゃん笑ってる顔に嘘はなかった」
山「千…賀‥クッ」
千「もう突っ張るのはやめにしよ、ここには痛みを分け合える仲間がいるんだから」
山「えっ」
千「肩の力を抜いてさ」
その言葉に、奴は泣き崩れ千賀の瞳にも涙が溢れ出る
そして―
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