天使と悪魔
第10章 想い・その心
・二階堂side
横「健永の言う通りさ」
五「間違いを起こしたら、償えばいい」
山「‥‥っ」
塚「やり直しはいくらでも出来るんだから、ねっ?」
わったーごっち、塚ちゃん
とたんガクッと千賀の力が抜け。
ダッ、俺と郁人は慌てて。
河「健永、ギュッ」
千「えへっ、なんかホッとしたら力が抜けちゃった」
河「バカ、なに無理してるんだよ」
千「うっ ヒクッ」
二「千賀」
千「うわあぁーっ」
そのまま俺らの腕の中で、堰を切ったように号泣し。
ったく本当は怖かったくせに強がりやがって。
俺達は、ただ抱きしめ共に泣く。
でも良かった本当に、間に合ってさマジで。
山「くっ」
それから、行き場を失った山本亮太を部落へと連れて帰ることにする。
正直、俺はあまり気乗りはしなかったが。
帰り道こいつの顔はいつもの明るい千賀に戻っていて
俺らの腕の中で、泣くだけ泣きスッキリしたのと。
自分に自信でもついたのかその瞳はキラキラと輝き。
一回り大きく成長した千賀がそこにはいたんだ。
横「健永は、1人の孤独な悪魔の心を救った。俺らの仲間をな」
救う?
隣で歩いていたわったーが言う。
横「俺は感謝したいくらいさ、フッ」
それって凄いことなんだよな、そっか フッ!
―が、部落に戻った俺達を待っていたのは。
横「どういうこと?ちゃんと説明をして太輔」
藤「わ…た‥クッ」
ミツが消えたという思いもかけない知らせだったんだ
どこへ行ったんだよミツ。
長が行方不明になったいう情報は瞬く間に広がり天使族に衝撃が走り抜ける。
が、しかし。
まるでハッシーの時と同じで、その行方はようとして知れず。
俺達の中にも、焦りが生じ始めていたんだ。
魔の存在に、不安を感じながら。
・
横「健永の言う通りさ」
五「間違いを起こしたら、償えばいい」
山「‥‥っ」
塚「やり直しはいくらでも出来るんだから、ねっ?」
わったーごっち、塚ちゃん
とたんガクッと千賀の力が抜け。
ダッ、俺と郁人は慌てて。
河「健永、ギュッ」
千「えへっ、なんかホッとしたら力が抜けちゃった」
河「バカ、なに無理してるんだよ」
千「うっ ヒクッ」
二「千賀」
千「うわあぁーっ」
そのまま俺らの腕の中で、堰を切ったように号泣し。
ったく本当は怖かったくせに強がりやがって。
俺達は、ただ抱きしめ共に泣く。
でも良かった本当に、間に合ってさマジで。
山「くっ」
それから、行き場を失った山本亮太を部落へと連れて帰ることにする。
正直、俺はあまり気乗りはしなかったが。
帰り道こいつの顔はいつもの明るい千賀に戻っていて
俺らの腕の中で、泣くだけ泣きスッキリしたのと。
自分に自信でもついたのかその瞳はキラキラと輝き。
一回り大きく成長した千賀がそこにはいたんだ。
横「健永は、1人の孤独な悪魔の心を救った。俺らの仲間をな」
救う?
隣で歩いていたわったーが言う。
横「俺は感謝したいくらいさ、フッ」
それって凄いことなんだよな、そっか フッ!
―が、部落に戻った俺達を待っていたのは。
横「どういうこと?ちゃんと説明をして太輔」
藤「わ…た‥クッ」
ミツが消えたという思いもかけない知らせだったんだ
どこへ行ったんだよミツ。
長が行方不明になったいう情報は瞬く間に広がり天使族に衝撃が走り抜ける。
が、しかし。
まるでハッシーの時と同じで、その行方はようとして知れず。
俺達の中にも、焦りが生じ始めていたんだ。
魔の存在に、不安を感じながら。
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