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天使と悪魔

第10章 想い・その心

・千賀side

千「あっ、はっ、ああっ」

二「あいつが触ったところ全部、俺色に染めてやる」

千「にっ、ニカ、あんっ」

二「千賀は俺だけのもの」

千「はっ、くぅーっ」



熱い、身体が燃えるように

俺に向けるニカの想いが、炎のように全身を包み込み



千「はあっ、あぁーっ」



やっやっ、それを扱いちゃ



千「ああっ、あっ」

二「俺に、おまえの全てを頂戴」

千「ニカあぁーっ」



もう避けられない現実が、自分を追い立ててく。



二「わっ、すげぇ」

千「見るなって」

二「こんなふうになってるんだ」



それは俺たち天使が誰もが持っている子宮への入口。



二「溢れてる 」

千「ニカのすけべ」

二「だって俺、悪魔だもん」



ドキッ、そうニカは悪魔
って事は俺どうなっちゃうのかな?

思ったとき。



二「挿れるよ」

千「マジで?」

二「ここまできて、それを言うか?クスッ」

千「だっ…てさ」

二「俺、自分の相手は千賀って前から決めてたんだ」

千「ニカ」



ズブッ!



千「うわあっ、痛い」

二「ごめん我慢して」



瞬間もの凄い激痛と共に、ニカの硬いソレが俺の中へグイグイ入っていき。



千「痛い、痛いニカ!」

二「千賀、クッ」



ズズズッ、俺はただ必死でしがみつき。

それを受け止めようと歯を食いしばり耐えていたんだ

その想いに応える為。





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