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天使と悪魔

第11章 揺らぐ気持ち

・北山side

そして、また次の日。

それはここへ来て3日目のことだった。



内「どうや少しはこの生活にも慣れたか?」

北「ふっ、なにをどう慣れろっていうんで」

内「じゃ、俺には慣れたやろ?クスッ」

北「はっ?質問の意味が、よく分からねぇ」

内「なら、分からせてやったろか?ニッ」



グイッ!

と、とつぜん俺を自分の方へ引き寄せる内。



北「またかよ、放せったく性懲りもなくこれじゃ藤ヶ谷と同じだぜ」

内「‥‥っ」



が、そう言った瞬間!表情が変わり。



内「一緒にするんやない」

北「‥‥っ」



とたん押し倒され。



北「やめろ言っている事が違っ、あふっ」



その舌が、口の中へと入って来る。

必死でもがく俺…



北「んんっ、あっく」



けど内は、気にもせず舌を絡め咥内をおかしてってよ

くっ…ヤバ‥い…力が抜けダメだ‥くっそ…

どのぐらいされていたかは分からない。



北「…っ、ハァハァハァ」



やっと離された時には身体の力はすっかり抜け、放心状態となっちまう。



内「なるほど藤ヶ谷がお前のこと、襲いたくなるのがよう分かったわ」

北「…んなの‥分からなくてもいっ‥クッ」

内「どうやら、少し強引にした方が堕ちやすいみたいやな ニヤッ」

北「…ふっ、ふざけたこと言ってるんじゃ」



と、今度は首筋に唇を這わせ。



北「やっ、やめろって言ってるじゃん!ビクッ」

内「いい声、出せや」

北「だっ、誰が…クッ」



その口は耳を舐め噛み



北「くっ、うっ」



俺は出そうになる声を堪えるのが必死で。

せめてもの抵抗みたいに。





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