天使と悪魔
第11章 揺らぐ気持ち
・北山side
内「どこまで我慢できる?はよ認めちまえや、身体は受け入れ感じとるんやから」
北「ちっ、ちげぇ」
内「ならこれはどう」
内はそう言うと、俺の顔を見つめながら手で胸を愛撫し始める。
北「よせ、クッ、お前らってなんで、そうなんだよ」
内「俺のもんになれ、北山それが一番なんやホントはもう分かっとるんやろ悪魔と天使の未来の為にはそうするのがええって」
北「おっ、俺は」
“愛してるぜ北山 ニコッ”
北「藤ヶ谷あぁーっ」
内「‥‥っ」
とたん動いていた手がピタっと止まり。
北「…っ、ハァハァハァ」
内「なんであいつなん何処がいい?」
北「…んなの‥分からね…けど」
内「くっ」
バタン!
すると、無言で内は部屋を出て行ってしまい。
その瞳にはうっすら涙さえ浮かべ。
おまえ…
どうして追いかけてしまったんだろう?
北「ちょ、待てよ」
その後ろ姿に声を掛けてもこいつは止まろうともせず
北「なぁー内!
行き着いたところは、滝が流れている場所。
ザァーッ!
そこでこいつは無言で流れ落ちる水を見つめていた。
その背中は、なんだか寂しそうで放っておけなくなっちまうくらいで。
内「この滝な似てるんや」
―と、気配を感じボソッと内が呟く。
内「幼い俺を抱いて身投げした母親が死んだ滝にな」
北「なっ!?」
内「あの人は、俺の将来を悲観したんやろ魔族の中で生まれた悪魔の子に」
北「内…」
内「独りにせぇへんといてくれ北山、クッ」
北「おまっ」
内「お前は俺がやっと見つけた光りなんや」
そして再び―
北「んんっ」
内「愛してくれって」
北「うっ、内、んっ」
内「なっ?頼むで」
チュプ―
その唇から、こいつの悲しみ辛さ。
孤独感が、流れ込んで来て俺は抵抗出来ず身を任せてしまう。
自分の中で揺れる心を感じながら。
・
内「どこまで我慢できる?はよ認めちまえや、身体は受け入れ感じとるんやから」
北「ちっ、ちげぇ」
内「ならこれはどう」
内はそう言うと、俺の顔を見つめながら手で胸を愛撫し始める。
北「よせ、クッ、お前らってなんで、そうなんだよ」
内「俺のもんになれ、北山それが一番なんやホントはもう分かっとるんやろ悪魔と天使の未来の為にはそうするのがええって」
北「おっ、俺は」
“愛してるぜ北山 ニコッ”
北「藤ヶ谷あぁーっ」
内「‥‥っ」
とたん動いていた手がピタっと止まり。
北「…っ、ハァハァハァ」
内「なんであいつなん何処がいい?」
北「…んなの‥分からね…けど」
内「くっ」
バタン!
すると、無言で内は部屋を出て行ってしまい。
その瞳にはうっすら涙さえ浮かべ。
おまえ…
どうして追いかけてしまったんだろう?
北「ちょ、待てよ」
その後ろ姿に声を掛けてもこいつは止まろうともせず
北「なぁー内!
行き着いたところは、滝が流れている場所。
ザァーッ!
そこでこいつは無言で流れ落ちる水を見つめていた。
その背中は、なんだか寂しそうで放っておけなくなっちまうくらいで。
内「この滝な似てるんや」
―と、気配を感じボソッと内が呟く。
内「幼い俺を抱いて身投げした母親が死んだ滝にな」
北「なっ!?」
内「あの人は、俺の将来を悲観したんやろ魔族の中で生まれた悪魔の子に」
北「内…」
内「独りにせぇへんといてくれ北山、クッ」
北「おまっ」
内「お前は俺がやっと見つけた光りなんや」
そして再び―
北「んんっ」
内「愛してくれって」
北「うっ、内、んっ」
内「なっ?頼むで」
チュプ―
その唇から、こいつの悲しみ辛さ。
孤独感が、流れ込んで来て俺は抵抗出来ず身を任せてしまう。
自分の中で揺れる心を感じながら。
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