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天使と悪魔

第12章 真実の愛

・藤ヶ谷side

藤「郁人それ本当か」

河「あぁ、確かな情報だ」



その日―

ニカと健永・塚ちゃんに、山本亮太の3人が突然やって来て。

西の兄貴:内博貴の話しを聞いた。

そいつが北山とハッシーを自分の所で囲っていると。

そこに郁人が狩りから帰って来てよ。

驚くような事を口にしたんだ。



河「俺は明日そこへ行って来る」

横「独りで大丈夫」

河「心配するな」

山「ちょっと待って」



と、それを聞いていた亮太が。



河「なんだ」

山「どうせ行くならこれを持って行って欲しい」

河「んっ?」



そう言って箱みたいな物を手渡し。



山「シールドを外すことは出来ない、中にいる天使を護る為だけじゃなく外したら西の兄貴が怪しむ」

戸「確かに」

ニ「これなに」

山「上手く説明出来ないけど、この箱を置いた場所だけシールドが外れるようになっているんだ」

千「なるほど抜け穴みたいなもん」

山「そう」

河「分かった」

山「なるべく気づかれない場所に置いて来て」

河「任せとけ」



そして翌日―



河「じゃ行って来る」

戸「気をつけて」

河「ちゃっちゃと、やって来るからよ」

戸「頼んだよ」

玉「ミツに会えるかな」

河「会ったら励ましてやるわ」

宮「河合くん頼もしく見える」

河「えっ、今更?」

五「郁人はふだんチャラいからな クスッ」

河「はあっ?塚ちゃんよりはマシだわ」

塚「俺?」

横「いいからサッさと行って来いよ」

河「あはっ」



北山どうか無事でいてくれ

俺は祈るような気持ちで、その帰りを待ったんだ。

数時間後―



藤「どうだった」

河「箱は、ちゃんと置いて来たぜ」

玉「ミツは」

河「安心しな、以外と元気だったからよ」

横「会ったのか」

河「あぁ」

玉「良かった、フッ」

宮「うん ニコッ」

戸「後は、どうやって助け出すかだな」

玉「千賀たちも呼んで話し合おう、宮田」

宮「行って来る」



ガチャ、バタン!



河「取り合えず、腹減ったから何か作ってくんね」

戸「いいよ玉森も手伝ってくれない」

玉「うん」

横「俺も行く」

戸「助かるよ、フッ」



が、2人っきりになると。



河「ちょっといい」



郁人は俺を連れ違う部屋へと移動し。





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