テキストサイズ

天使と悪魔

第13章 未来への架け橋

・北山side

部屋に入るとすぐ。



藤「北山?」



俺は、真っ先に身体を包んでいたシーツから抜け。

黙ったまま、ベットへ横たわり背を向けた。



藤「本当にいいのか?」



背中ごしに感じる藤ヶ谷の気配に心臓の音は再び高鳴り始め。

ドックン、ドックン―

くっ、やっべ、どうしたらいい。



藤「心配するな、俺に任せておけばいい」



ギュッ!

抱きしめられると益々鼓動が激しくなってよ。

が、そんな俺へ藤ヶ谷は。

まるで身体の緊張をほぐすかの如く。

優しくキスを落として行き



北「つっ、ビクッ、あっは、うっ、ふっ」



その感覚に、思わず手元のシーツをギュツと掴むと。



藤「こっちを向け」



グイッ!

こいつ俺の顔を自分の方へ向け舌だけを絡めて来て。



北「ふっ、藤ヶ…」

藤「黙って、そのまま舌を出しとけばいい」

北「んっ、ビクッ、んんっ」



こんなキスの仕方は初めてだ。



北「あっ、ビクビクッ ふっあっあっ、んっ」



しっ、痺れちまう…

俺と藤ヶ谷との唾液が絡まり、それは糸を引き。

音を立て堪らなくなる。



北「ふっ、藤ヶ谷」



ギュッ!

我慢しきれなくなって自分から振り向くと。

チュプ、その唇にむしゃぶりついた。



北「んっ、あふっ、んあっはっ、ふあっ」



俺達は今までにないほどの激しいディープキスを交わす。

と、今度は唇を離して。



北「…っ、ハァハァハァ」

藤「おまえのコレ食べてもいいか?」



ツツーッ!



北「うっ、クッ」



俺のをスッとなぞって来てよ。



北「たっ、高くつくぞ」



そう言ったら。



藤「構わない、その分いやってほど感じさせてやるから、ニヤッ」

北「ドキッ」



怪しく笑うその顔に、俺は出る言葉を失ってしまい。

期待しているのか?

藤ヶ谷の唇が、自分の身体の上をなぞりながら。

下へ下へと落ちてく中で。



北「んっあっ、はっ、ああはっく」



否応なしに全身の感覚が、それを伝えてくのが分かり



藤「ふっ、はちきれんばかりだな」

北「いっ、言うなんな事」



ツンツン!



北「ううっ、先っちょ突っつくんじゃねぇ、ハァハァ」



頼むから、そんなに俺のを見ないでくれ。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ