天使と悪魔
第16章 宿命の対決
・藤ヶ谷side
屋良の父親は、ひろの親と遭遇し捕まえようとした。
俺ら一族にとって長は格別の獲物だから見逃すわけがない。
が、どこからともなく現れた魔物が突然襲って来てよ
北「魔物に獲物を奪われたくなかったのか、そいつは親父を庇って戦い大怪我を追ったんだと」
屋「‥‥っ」
藤「もしかして、お前の親はそれを治そうとして」
屋「バカな、自分を捕まえようとしたやつを助けるだなんてさ」
北「ふっ、そういう人だったから」
分かるひろ、だからお前もそうなんだろ。
北「けど天使に助けられるなんてプライドが許せないって、そいつは」
藤「自ら命を絶った」
屋「おっ、親父…クッ」
北「なぁ太輔お前ら悪魔って命を粗末にしすぎだ」
藤「そうだな、変えてかなきゃ」
北「ふっ」
屋「俺は…俺‥クッ」
横「屋良、間違っていたと気づいたらやり直せばいいそうだろ亮太?フッ」
山「うん、屋良にぃ」
屋「出来るのかそんなこと許されるっていうのか」
北「仲間になれば過ちなんて全て溶けていくもんだわ内なんてよ、俺のこと襲っちまったんだから」
内「きっ、北山おまえそこでそれを言う?」
藤「本当のことだろ」
内「藤ヶ谷あぁー謝ったやないかぁ」
藤「ぷぷぷっ」
北「ガハハッ」
と、屋良は―
屋「ふっ、温かい」
そう言うと。
屋「亮太がどうして、お前らと一緒にいたのか分かった気がする」
山「屋良にぃ」
屋「俺にもまだそのチャンスがあると思えてくるから不思議だ」
微かに笑みを浮かべ。
あるさ、そこに気づいたのなら。
俺とわた、塚ちゃん郁人・五関はそんなこいつに微笑みかける。
これで屋良も前へ進める、そう思い。
・
屋良の父親は、ひろの親と遭遇し捕まえようとした。
俺ら一族にとって長は格別の獲物だから見逃すわけがない。
が、どこからともなく現れた魔物が突然襲って来てよ
北「魔物に獲物を奪われたくなかったのか、そいつは親父を庇って戦い大怪我を追ったんだと」
屋「‥‥っ」
藤「もしかして、お前の親はそれを治そうとして」
屋「バカな、自分を捕まえようとしたやつを助けるだなんてさ」
北「ふっ、そういう人だったから」
分かるひろ、だからお前もそうなんだろ。
北「けど天使に助けられるなんてプライドが許せないって、そいつは」
藤「自ら命を絶った」
屋「おっ、親父…クッ」
北「なぁ太輔お前ら悪魔って命を粗末にしすぎだ」
藤「そうだな、変えてかなきゃ」
北「ふっ」
屋「俺は…俺‥クッ」
横「屋良、間違っていたと気づいたらやり直せばいいそうだろ亮太?フッ」
山「うん、屋良にぃ」
屋「出来るのかそんなこと許されるっていうのか」
北「仲間になれば過ちなんて全て溶けていくもんだわ内なんてよ、俺のこと襲っちまったんだから」
内「きっ、北山おまえそこでそれを言う?」
藤「本当のことだろ」
内「藤ヶ谷あぁー謝ったやないかぁ」
藤「ぷぷぷっ」
北「ガハハッ」
と、屋良は―
屋「ふっ、温かい」
そう言うと。
屋「亮太がどうして、お前らと一緒にいたのか分かった気がする」
山「屋良にぃ」
屋「俺にもまだそのチャンスがあると思えてくるから不思議だ」
微かに笑みを浮かべ。
あるさ、そこに気づいたのなら。
俺とわた、塚ちゃん郁人・五関はそんなこいつに微笑みかける。
これで屋良も前へ進める、そう思い。
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