天使と悪魔
第3章 狭間の中で
・北山side
大倉「ほらメシやお腹すいたやろ?ニコッ」
北「…悪い」
大倉「ええって ニコッ」
たぶん、めっちゃ眼が腫れているんだろう。
みっともね…
大倉「あぁーもう何やっとるん電気もつけんで、クスッ」
パチッ!
でも忠くんはそんなことには一切触れず。
大倉「食え、ニコッ」
北「んっ、あぁ、パクッ」
大倉「どや?」
北「うんめぇー」
大倉「当たり前や クスッ」
温かい眼差しで、見つめている。
北「これ、これよ」
大倉「宏光のためにみんなして作ったんやで」
北「みん…な?」
大倉「ちびっ子も含め早よう元気になりますようにってな、フッ」
北「そっか、心配かけちまった」
大倉「ええんやないかたまには、フッ」
Thank you―
大倉「で、すこしは元気が出たか?」
北「あぁ、悪かったな」
大倉「ふっ」
深く突っ込んで来るわけでもなく、かと言って慰めるわけでもない。
大倉「そや明日デートしよか」
北「はっ?」
大倉「どこに行きたい宏光の好きな所でいいから言ってみ?」
北「俺の?」
ただ自然と傍にいてくれる
北「んじゃ」
それが人に弱みを見せたくない俺としては凄く嬉しく心強かった。
・
大倉「ほらメシやお腹すいたやろ?ニコッ」
北「…悪い」
大倉「ええって ニコッ」
たぶん、めっちゃ眼が腫れているんだろう。
みっともね…
大倉「あぁーもう何やっとるん電気もつけんで、クスッ」
パチッ!
でも忠くんはそんなことには一切触れず。
大倉「食え、ニコッ」
北「んっ、あぁ、パクッ」
大倉「どや?」
北「うんめぇー」
大倉「当たり前や クスッ」
温かい眼差しで、見つめている。
北「これ、これよ」
大倉「宏光のためにみんなして作ったんやで」
北「みん…な?」
大倉「ちびっ子も含め早よう元気になりますようにってな、フッ」
北「そっか、心配かけちまった」
大倉「ええんやないかたまには、フッ」
Thank you―
大倉「で、すこしは元気が出たか?」
北「あぁ、悪かったな」
大倉「ふっ」
深く突っ込んで来るわけでもなく、かと言って慰めるわけでもない。
大倉「そや明日デートしよか」
北「はっ?」
大倉「どこに行きたい宏光の好きな所でいいから言ってみ?」
北「俺の?」
ただ自然と傍にいてくれる
北「んじゃ」
それが人に弱みを見せたくない俺としては凄く嬉しく心強かった。
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