天使と悪魔
第17章 奇跡の天使
・藤ヶ谷side
ニ「ガヤ元気、ミツの状態はどう?」
藤「ニカ、いいのか?こっちへ来てて」
二「なんかさ、よく分からないんだけど毎日あいつが来るんだよ」
藤「んっ?」
二「あれから、亮太と一緒に」
藤「はあっ?」
屋良が健永の面倒を見てるって?
藤「ふっ」
二「んっ?」
あいつなりの償いのつもりなのかもしれないな。
で、わたはというと。
横「えっと宏太って呼んでもいいかな」
薮「いいよ ニコッ」
横「あぁー宏…太、宏太はいつまでここに?」
薮「ずっといるつもりだけど」
横「えっ」
薮「前に宏光が、こっちへ来ないかって誘ってくれたんだ、だから」
横「じゃ」
薮「これからも宜しく」
横「こちらこそ、あっ悪魔は平気?」
薮「気にしてたら今、話してないでしょ」
横「あ、うん、そうだね」
わた頑張れ応援してる。
それからタマとハッシーは
藤「一緒に暮らすタマと」
橋「だって郁人とトッツーの間に挟まれてたらやってらんないんだもん」
藤「あぁーハハッ で、タマはいいって言った?」
橋「もちろん大歓迎だって」
藤「なら良かったな」
そして―
河「はぁ」
藤「おまえ、人んちへ来てまで溜め息ついてるんじゃないよ」
河「だって一向にできねんだもん」
その郁人は晴れてトッツーと両想いになれたのはいいが。
上手くきっかけが掴めず、未だ深い関係にはなれないでいた。
藤「不器用だなぁ」
河「うっせーや」
藤「この際、強引に行っちゃえば」
河「できねぇから悩んでるんだろ」
意外とヘタレだったりする昔っからそう。
まして、天使と恋仲になるとは思ってなかっただけに尚更。
慣れない恋に四苦八苦してるってわけ。
しかし、こればかりは本人が頑張るしかないし。
とにかくエールを送るよ。
ひろ、今お前はどんな夢を見てる?
時々は俺もそこに出て来ているのか?
けど、やっぱり本物のほうがいいだろ?クスッ
だから早く目を覚ませ。
俺は、お前を愛しまくりたくてウズウズしているんだから。
起きたら容赦しない、覚悟しとけよ。
そして今夜もこいつの隣へ潜り込み眠りにつく。
明日こそ、その愛くるしい瞳をクルクルさせ俺の名を呼んでくれる事を願いながら。
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ニ「ガヤ元気、ミツの状態はどう?」
藤「ニカ、いいのか?こっちへ来てて」
二「なんかさ、よく分からないんだけど毎日あいつが来るんだよ」
藤「んっ?」
二「あれから、亮太と一緒に」
藤「はあっ?」
屋良が健永の面倒を見てるって?
藤「ふっ」
二「んっ?」
あいつなりの償いのつもりなのかもしれないな。
で、わたはというと。
横「えっと宏太って呼んでもいいかな」
薮「いいよ ニコッ」
横「あぁー宏…太、宏太はいつまでここに?」
薮「ずっといるつもりだけど」
横「えっ」
薮「前に宏光が、こっちへ来ないかって誘ってくれたんだ、だから」
横「じゃ」
薮「これからも宜しく」
横「こちらこそ、あっ悪魔は平気?」
薮「気にしてたら今、話してないでしょ」
横「あ、うん、そうだね」
わた頑張れ応援してる。
それからタマとハッシーは
藤「一緒に暮らすタマと」
橋「だって郁人とトッツーの間に挟まれてたらやってらんないんだもん」
藤「あぁーハハッ で、タマはいいって言った?」
橋「もちろん大歓迎だって」
藤「なら良かったな」
そして―
河「はぁ」
藤「おまえ、人んちへ来てまで溜め息ついてるんじゃないよ」
河「だって一向にできねんだもん」
その郁人は晴れてトッツーと両想いになれたのはいいが。
上手くきっかけが掴めず、未だ深い関係にはなれないでいた。
藤「不器用だなぁ」
河「うっせーや」
藤「この際、強引に行っちゃえば」
河「できねぇから悩んでるんだろ」
意外とヘタレだったりする昔っからそう。
まして、天使と恋仲になるとは思ってなかっただけに尚更。
慣れない恋に四苦八苦してるってわけ。
しかし、こればかりは本人が頑張るしかないし。
とにかくエールを送るよ。
ひろ、今お前はどんな夢を見てる?
時々は俺もそこに出て来ているのか?
けど、やっぱり本物のほうがいいだろ?クスッ
だから早く目を覚ませ。
俺は、お前を愛しまくりたくてウズウズしているんだから。
起きたら容赦しない、覚悟しとけよ。
そして今夜もこいつの隣へ潜り込み眠りにつく。
明日こそ、その愛くるしい瞳をクルクルさせ俺の名を呼んでくれる事を願いながら。
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