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天使と悪魔

第17章 奇跡の天使

・河合side

自分で頑張れ…か

まっ、そりゃそうだ分かっているさそれくらい。



戸「河合ご飯ができたよ」

河「おっ、Thank you」



ハッシーが玉森と暮らす、そう言って出て行き。

自然と俺達は2人で生活する事となった。

宏光の家には相変わらず、渉と薮宏太って天使が同居中で。

亮太は屋良と二階堂と健永の隣の家で暮らしている。

五関と塚ちゃんは、初めに住んでいた家でそのまま。

俺は、トッツーの手料理が食べれれば最高に幸せ。

ただ1つの事を除いては。



河「あぁ、トッツー」

戸「なに?河合」

河「ちょっとさここに座らない?」

戸「あっ、ゴメンこれから掃除しなくゃ」



が、朝食終了後―

思い切って声を掛けてみたらツレない答え。

なんで、そんなにセコセコと動き回っているんだよ。

ゆっくりしようよ。



河「なぁ」

戸「あれ今日は北山の所へ行かなくていいの?」

河「えっ」



行かせたいんだ?いいの、それで。



河「あのさ」

戸「せっ、洗濯もしておこうかな」

河「トッツー、ぎゅっ」



俺は我慢できなくなりその身体を強く抱きしめた。



戸「河合…洗‥濯」

河「そんなの後でいい」

戸「ダメだって、やらなければ溜まっちゃうだろ」

河「俺はもう既に限界」

戸「‥‥っ」



と、こいつ黙り込んでしまってよ。

やった、確保したぜ。



河「俺に全てをくれるって言ったじゃん」

戸「でっ、でもまだやる事が」

河「後で一緒にやるから、なっ?ニコッ」

戸「うっ、うん」



見つめ合う瞳、チュッ!



戸「んっ」

河「口を開けて、ニコッ」

戸「ぁ…‥」

河「チュプ」

戸「はっ、んんっ」



そして、長いディープキスをすると。



戸「かっ、かわ、あふっ」



トッツーは、なにかを言い掛け。

―が、何度も俺はその唇を塞いでしまい。



戸「んっ、あっふ」



けれど胸に手を伸ばした、次の瞬間!



戸「待って」

河「んっ?」



その手を遮り。



河「どうした?やっぱり、怖い俺とするの」

戸「そうじゃ…ない」

河「ならなんだよ?」

戸「話しておきたいことがあるんだ」

河「俺に?」

戸「うん…実は‥俺」



そう言うと、ポツリポツリ話し始める。





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