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天使と悪魔

第17章 奇跡の天使

・河合side

戸「…ぁ‥ハァハァハァ」

河「気持ち良かった?」

戸「ばっ、バカ」

河「ふっ、クスクスッ」



そして―



戸「そっ、そっとだからな」

河「分かってる、ニコッ」



ズッ!



戸「うあっ」



ズブブ―



戸「あっ、痛っ…」



ズブズブ、ズブン!



戸「うああっ」

河「トッツー」

戸「河合!」



その中へ自分のを挿し込んだとき何とも言えない気持ちになる。

ギシッ、ギシッ、くっ涙が出て止まらない。



戸「河合、河合いぃ」



俺、やっと本当の愛を手に入れることが出来たんだ。

そう実感したら嬉しくてよ



戸「愛してる、河合」



そこで見てるか?お袋さん俺の天使すっげー可愛いだろ。



戸「ああっ、あっん、あっあぁーっ」



あんたが言った通りこいつだけを愛してく。



戸「あぁ、俺の中に河合のがたくさん」



だから、安心して見守っていてくれ。



戸「ふっ、ニコッ」

河「トッツー」



チュプ!

このとき俺の耳には確かにあの人の声が聞こえた気がしたんだ。

俺を産んだ天使の声が―



「信じていた、お前は私の子だから大切な人を護っていつまでも幸せに」



あぁ、それが俺の役目だからな。

俺の所へ舞い降りてくれた天使、トッツーと結ばれたこの日。

自分自身の中でも、それは自信へと繋がっていく事となったのは言うまでもない

真実の愛に包まれながら。





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