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・横尾side

今、俺の所には珍しいやつが相談に来ている。



横「で、どうして欲しいんだ？」

宮「俺そのうちタマも我慢できなくなると思っていたんだ」

横「けど一向にならない」

宮「それにあんなに戸惑っていたのに、まさか」

横「一緒に暮らし始めたら可愛くなっちゃったんじゃないの」

宮「たぶんね」



相手はハッシーだし、ﾌｯ!



横「お前らって、ハッシーが来てから全然していないわけ？」

宮「うん、まぁ」

横「寝てからだって出来るだろ」

宮「タマは今、ハッシーと一緒に寝てるから」



あらら…



横「お前は？」

宮「独り寂しく」



なるほど、こりゃなんとかしてやらないと可哀相かもしれないな。



横「分かった、俺が話してみるよ」

宮「横尾さーん」

横「情けない声出すんじゃないって」

宮「だってさ」

横「裕太だって別にしたくないわけじゃないと思う」

宮「そうかな」

横「ただ初めて出来た弟に夢中になっているだけさ」

宮「はぁ」

横「それと」

宮「なに？」

横「ちょっと、お前に甘え過ぎる傾向があるかな」

宮「そっ、そんなことないと思うよ」

横「バカその甘えじゃない宮田がなんでも言うことを聞いちゃうから、あいつはそれに甘えてるって言ってるんだ」

宮「んーよく分からないけど俺はタマが喜んでくれたらそれでいいし」

横「だからそれが」



ダメだ、こいつ全然わかってないや。





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