天使と悪魔
第17章 奇跡の天使
・横尾side
横「とにかく俺の言う通りにしてみ?そしたらきっと上手くいく」
宮「本当に?」
横「あぁ、いいか?お前のいいところはその優しさ、だがたまには強引さも必要なんだぞ」
宮「うっ」
横「それが逆に向こうだって、喜ぶ結果になることもある」
宮「そしたらタマは喜んでくれるの?」
横「もちろん宮田のことが好きならミツを見てみ何だかんだ言って結局は太輔に惚れ込んじまってるだろ」
宮「確かに」
横「だから、お前も」
俺はこいつにちょっとしたアドバイスを施してやる。
すると―
宮「分かった、やってみるよ」
横「頑張れ」
宮田は、ニコニコと笑いながら帰って行った。
薮「渉も大変だね」
横「なんだ宏太、聞いてたのか」
薮「宏光が目を覚まさないと皆ここへ相談しに来るんだ クスッ」
横「仕方がない太輔はミツの事で頭がいっぱいだし」
俺と宏太は、あれから結構いい線いっている。
薮「けど郁人は、あっちへ行っているみたいじゃん」
横「あの2人は、昔っから仲がいいし」
薮「渉もね フフッ」
1つ屋根の下で暮らしてるのも上手くいっている要素となっているみたいだが。
薮「渉」
横「んっ?」
薮「今度さぁ、行ってみたい所があるんだ」
横「どこ?」
薮「んふふっ」
このまま一気に、よし俺も頑張るぞ。
宮田になんか負けてられるか。
内「話しってなんや」
横「ハッシーのことなんだけど」
内「ふーんなるほど、別に俺は構へんけど」
横「そっか」
ハッシーは魔族の血を引いているせいか。
内や西の悪魔、ハーフ軍団とは気が合うみたいだ。
が、かといって1人で行かせるのは心配だから。
横「じゃ、頼んだ」
塚「任せといてー」
この2人、もとは兄弟のように過ごして来た間柄。
塚「ハッシー行くよ」
橋「おう」
これで、少なくとも昼間は2人きりになれるだろう。
それが、俺と宮田の狙いだった。
あとは、おまえ次第だ。
それからミツの部屋へ行くと、相変わらずスヤスヤと寝息を立てていた。
こいつが眠りに入ってから2ヶ月。
俺達は、ただ―
ひたすら目を覚ますことを待ち続けるしかなかったんだ。
祈りながら。
・
横「とにかく俺の言う通りにしてみ?そしたらきっと上手くいく」
宮「本当に?」
横「あぁ、いいか?お前のいいところはその優しさ、だがたまには強引さも必要なんだぞ」
宮「うっ」
横「それが逆に向こうだって、喜ぶ結果になることもある」
宮「そしたらタマは喜んでくれるの?」
横「もちろん宮田のことが好きならミツを見てみ何だかんだ言って結局は太輔に惚れ込んじまってるだろ」
宮「確かに」
横「だから、お前も」
俺はこいつにちょっとしたアドバイスを施してやる。
すると―
宮「分かった、やってみるよ」
横「頑張れ」
宮田は、ニコニコと笑いながら帰って行った。
薮「渉も大変だね」
横「なんだ宏太、聞いてたのか」
薮「宏光が目を覚まさないと皆ここへ相談しに来るんだ クスッ」
横「仕方がない太輔はミツの事で頭がいっぱいだし」
俺と宏太は、あれから結構いい線いっている。
薮「けど郁人は、あっちへ行っているみたいじゃん」
横「あの2人は、昔っから仲がいいし」
薮「渉もね フフッ」
1つ屋根の下で暮らしてるのも上手くいっている要素となっているみたいだが。
薮「渉」
横「んっ?」
薮「今度さぁ、行ってみたい所があるんだ」
横「どこ?」
薮「んふふっ」
このまま一気に、よし俺も頑張るぞ。
宮田になんか負けてられるか。
内「話しってなんや」
横「ハッシーのことなんだけど」
内「ふーんなるほど、別に俺は構へんけど」
横「そっか」
ハッシーは魔族の血を引いているせいか。
内や西の悪魔、ハーフ軍団とは気が合うみたいだ。
が、かといって1人で行かせるのは心配だから。
横「じゃ、頼んだ」
塚「任せといてー」
この2人、もとは兄弟のように過ごして来た間柄。
塚「ハッシー行くよ」
橋「おう」
これで、少なくとも昼間は2人きりになれるだろう。
それが、俺と宮田の狙いだった。
あとは、おまえ次第だ。
それからミツの部屋へ行くと、相変わらずスヤスヤと寝息を立てていた。
こいつが眠りに入ってから2ヶ月。
俺達は、ただ―
ひたすら目を覚ますことを待ち続けるしかなかったんだ。
祈りながら。
・