天使と悪魔
第18章 新しき命
・北山side
藤「何を考えているんだ」
北「んっ?」
藤「なんか不安な事でも」
北「ねぇよ、んなの」
ギュッ!
そう言いながらも俺は太輔の胸の中へ顔を埋めた。
藤「ならいいんだけど何かあるのならちゃんと言え」
北「あぁ」
もっと強く。
藤「ってか、健永が無事に天使を産めたのってお前の力と何か関係あるわけ」
北「俺の…力‥」
抱きしめててくれ。
藤「ひろが傍にいてくれたって言ってたから」
北「覚えてねんだ」
藤「えっ」
北「眠っていたときの事は忘れちまったみたいでさ」
限られた時間なら尚のこと
藤「じゃ仕方ないな」
北「悪い」
藤「謝ることじゃないし」
北「けど、これだけは分かる」
藤「なに?」
北「愛し合っていれば天使と悪魔との間に子供ができても俺らは死ぬことはない」
お前の傍にいたいんだよ。
北「それをあいつは証明してくれた」
藤「だな」
どうしても行かなきゃならないのか?
北「だから俺たちの未来は変わる、そうは思わね」
藤「それがどんな運命だったとしても、強い想いさえあれば変えられるのかもしれない」
変えてみせるさ。
北「じゃ心配いらないな」
藤「んっ?」
北「だって、この先に何が待っていようと太輔は俺だけを愛してくれるんだろ?違うか」
藤「違くないさ、ニコッ」
チュプ―
北「んっ、あっ」
なら俺にもくれ。
藤「なんだ、もう1回したいの」
北「くれるのなら」
藤「何を」
お前の子供を俺に。
北「くっあ、んっ、あっ」
ギシッ、ギシッ!
北「たっ、太輔、もっと、もっと深く」
藤「ひろ、クッ」
そうすれば、もしかしたら
北「うあっ、奥を、突いてくれ」
そんな思いが、ふっと頭の中を過ぎる。
どんな可能性でも、懸けてみたかった。
北「奥へ奥、ハァハァ」
藤「ひろ?」
北「俺の、子宮の、奥に、お前の、うっ、あぁ、届くように」
藤「くっ、イクっ」
離れたくなくて。
だが、その運命を俺は最後の最後までこいつに話せずにいたんだ。
すまない太輔…
ただ後悔しないよう想いの丈を思いっきりぶつけまくる。
それしかお前にしてあげれる事がはなかったから。
・
藤「何を考えているんだ」
北「んっ?」
藤「なんか不安な事でも」
北「ねぇよ、んなの」
ギュッ!
そう言いながらも俺は太輔の胸の中へ顔を埋めた。
藤「ならいいんだけど何かあるのならちゃんと言え」
北「あぁ」
もっと強く。
藤「ってか、健永が無事に天使を産めたのってお前の力と何か関係あるわけ」
北「俺の…力‥」
抱きしめててくれ。
藤「ひろが傍にいてくれたって言ってたから」
北「覚えてねんだ」
藤「えっ」
北「眠っていたときの事は忘れちまったみたいでさ」
限られた時間なら尚のこと
藤「じゃ仕方ないな」
北「悪い」
藤「謝ることじゃないし」
北「けど、これだけは分かる」
藤「なに?」
北「愛し合っていれば天使と悪魔との間に子供ができても俺らは死ぬことはない」
お前の傍にいたいんだよ。
北「それをあいつは証明してくれた」
藤「だな」
どうしても行かなきゃならないのか?
北「だから俺たちの未来は変わる、そうは思わね」
藤「それがどんな運命だったとしても、強い想いさえあれば変えられるのかもしれない」
変えてみせるさ。
北「じゃ心配いらないな」
藤「んっ?」
北「だって、この先に何が待っていようと太輔は俺だけを愛してくれるんだろ?違うか」
藤「違くないさ、ニコッ」
チュプ―
北「んっ、あっ」
なら俺にもくれ。
藤「なんだ、もう1回したいの」
北「くれるのなら」
藤「何を」
お前の子供を俺に。
北「くっあ、んっ、あっ」
ギシッ、ギシッ!
北「たっ、太輔、もっと、もっと深く」
藤「ひろ、クッ」
そうすれば、もしかしたら
北「うあっ、奥を、突いてくれ」
そんな思いが、ふっと頭の中を過ぎる。
どんな可能性でも、懸けてみたかった。
北「奥へ奥、ハァハァ」
藤「ひろ?」
北「俺の、子宮の、奥に、お前の、うっ、あぁ、届くように」
藤「くっ、イクっ」
離れたくなくて。
だが、その運命を俺は最後の最後までこいつに話せずにいたんだ。
すまない太輔…
ただ後悔しないよう想いの丈を思いっきりぶつけまくる。
それしかお前にしてあげれる事がはなかったから。
・