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天使と悪魔

第18章 新しき命

・横尾side

二「お・待た・せぇー」

横「随分と、おかしなテンションで来たなぁ」



狩りの腕に自信がないニカ

まぁ、仕方がない今までは周りの連中に頼って来たんだから。

しかしさすがに子供ができたとなると。



河「どうせまた自分の子を見ながらデレデレしてたんだろ、クスッ」

二「うおっ、郁人!?一緒に行くん」

横「実はもう1人いてさ」

二「もう1人?」

横「いや2人かな ハハッ」



暫くすると。



塚「ハッシーなにやってるんだよ遅刻だ遅刻、早くして」

橋「塚ちゃんが朝から肉なんか食べてるからいけないんだろ」



来た来た、クスッ!



二「えっ?なに今日、人数多くね」

河「たまにはいいんじゃない賑やかでさ」

横「じゃ行こうか」



5人で狩りに行くだなんて滅多にない。

だがこの日は予想外のことが起きてしまい。



横「今日は、鴨でも狙ってみるか?ニコッ」

二「いいねぇ」



俺達は、かえって良かったと思うことになる。



河「よっしゃあーいちょう張り切って捕まえるぞ」

横「別にお前は張り切らなくてもいいから クスッ」

河「なに言ってるんだ来たからには大物を捕って帰らないでどうする」

塚「どうせトッツーにいいとこ見せたいだけでしょ」

河「あったりー」

橋「あぁーあ、やだやだ」



それは、森に来て暫く経った頃。



横「いたぞ、いいか的確に狙いを定め撃つんだ」

二「了解」



ビュッ!



二「やったぁ、当たった」

横「上手じゃん ニコッ」

二「えへへっ」



ことの発端は、こいつ。



塚「あっ、あそこでなにか動いた?」

橋「塚ちゃんちゃんと獲物を確認してってええっ!?」



ビュッ、バキッ!



河「うえっ、なんだ!?今のは」

橋「ちょ、なにやってるんだよ」





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