天使と悪魔
第3章 狭間の中で
・藤ヶ谷side
北「おまえに聞きたいことがある」
自分でもそれが、なんなのか分からないまま。
北「どうしてあのとき俺を助けた?」
まるで、引き寄せられるかの如く傍へ行くと。
北「なんでそれからもここで会っていたんで?」
気が付けば…
北「あと、このネックレスよ」
グイッ!
北「ふっ、藤ヶ谷!?なに」
その顎に手を掛けて。
藤「チュッ」
北「んっ、ビクン」
瞬間、やわらかい唇の感触が俺の心をくすぐり。
北山は突然のことに、一瞬固まっちまったみたいだが
ドンッ!
すぐさま、俺の身体を突き放してよ。
北「なっ、なにするんで」
―が、ふたたび強引に唇を奪うと。
北「や…めっ、んんっ」
その手は、バタバタと俺の背中を叩きながら宙を浮き
だけど止まらないんだ。
北「んんんっ」
深く舌でなぞるように口の中を貪り、逃げる舌を捕らえ絡めたら。
北「ビクッ」
叩いていた手が、ピタッと止まって力なく垂れ下がり
あとは…
北「んっ、はっんっ」
脳まで届くかと思うほどの痺れるような感覚と。
北「はっ、あっ、ん」
身体を預けたまま時々口から漏れる、北山の吐息が。
俺の理性を崩すのは、もう時間の問題だった。
が、そのとき!ドンッ
・
北「おまえに聞きたいことがある」
自分でもそれが、なんなのか分からないまま。
北「どうしてあのとき俺を助けた?」
まるで、引き寄せられるかの如く傍へ行くと。
北「なんでそれからもここで会っていたんで?」
気が付けば…
北「あと、このネックレスよ」
グイッ!
北「ふっ、藤ヶ谷!?なに」
その顎に手を掛けて。
藤「チュッ」
北「んっ、ビクン」
瞬間、やわらかい唇の感触が俺の心をくすぐり。
北山は突然のことに、一瞬固まっちまったみたいだが
ドンッ!
すぐさま、俺の身体を突き放してよ。
北「なっ、なにするんで」
―が、ふたたび強引に唇を奪うと。
北「や…めっ、んんっ」
その手は、バタバタと俺の背中を叩きながら宙を浮き
だけど止まらないんだ。
北「んんんっ」
深く舌でなぞるように口の中を貪り、逃げる舌を捕らえ絡めたら。
北「ビクッ」
叩いていた手が、ピタッと止まって力なく垂れ下がり
あとは…
北「んっ、はっんっ」
脳まで届くかと思うほどの痺れるような感覚と。
北「はっ、あっ、ん」
身体を預けたまま時々口から漏れる、北山の吐息が。
俺の理性を崩すのは、もう時間の問題だった。
が、そのとき!ドンッ
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