天使と悪魔
第19章 震える心
・藤ヶ谷side
藤「そんなに欲しい?俺の子が」
北「欲しい、んあっ、欲しくて、堪らね、あっあく」
藤「なら出来るまで何度でもしてやるさ」
北「くっ、くれ、あっあ、俺に、んあっ、おまえの、ああっ、いっぱい」
だが、やっぱり変だ。
北「…っ、ハァハァハァ」
中へ注いでやるとひろは、気づかれないよう俺の胸の中へ顔を埋め。
眼にいっぱい涙を溜め泣いていて。
そんなこいつを見たら気にならない方がおかしいだろ
けど、子供が欲しい理由を聞くのも変だし。
結局、なんにも分からないまま。
このあと、ひろは疲れてしまったのか寝てしまい。
それから―
戸「えっ、ホントそれ」
藤「あぁどうしたっていうんだろ?あいつ」
家にやって来たトッツーにそのことを話してみたんだが。
藤「なんか切羽詰まったって感じで見てられねんだ」
戸「んーでも、本人がそれじゃ理由を話してくれそうにはないな」
だけど知りたい―
藤「なぁ、おまえなら聞き出すことが出来るんじゃね」
そう言ってみたんだけど。
戸「俺?」
藤「仲いいしさ」
戸「どうだろ?あいつ肝心なことは言わないから」
確かに、ハァ!
藤「しかしなんでこういつも自分で抱え込んでしまうんだか」
戸「仕方がないそれが北山なんだし」
藤「けどさぁ」
戸「ふっ、分かった、ちょっと探ってみる」
藤「本当か宜しく頼むよ」
戸「なんか分かったら教えるね、でも」
藤「んっ?」
戸「もし理由が分かってもあいつには」
藤「俺が知ってしまった事は黙ってればいいんだろ」
戸「その方が北山のプライドを傷つけなくて済むし」
藤「そうだな」
そして、トッツーは帰って行き。
だが俺はこのとき…
そのトッツー自身でさえ、何かを抱えている事に気づいてやれなかったんだ。
あいつが、ここに来た本当の理由を―
・
藤「そんなに欲しい?俺の子が」
北「欲しい、んあっ、欲しくて、堪らね、あっあく」
藤「なら出来るまで何度でもしてやるさ」
北「くっ、くれ、あっあ、俺に、んあっ、おまえの、ああっ、いっぱい」
だが、やっぱり変だ。
北「…っ、ハァハァハァ」
中へ注いでやるとひろは、気づかれないよう俺の胸の中へ顔を埋め。
眼にいっぱい涙を溜め泣いていて。
そんなこいつを見たら気にならない方がおかしいだろ
けど、子供が欲しい理由を聞くのも変だし。
結局、なんにも分からないまま。
このあと、ひろは疲れてしまったのか寝てしまい。
それから―
戸「えっ、ホントそれ」
藤「あぁどうしたっていうんだろ?あいつ」
家にやって来たトッツーにそのことを話してみたんだが。
藤「なんか切羽詰まったって感じで見てられねんだ」
戸「んーでも、本人がそれじゃ理由を話してくれそうにはないな」
だけど知りたい―
藤「なぁ、おまえなら聞き出すことが出来るんじゃね」
そう言ってみたんだけど。
戸「俺?」
藤「仲いいしさ」
戸「どうだろ?あいつ肝心なことは言わないから」
確かに、ハァ!
藤「しかしなんでこういつも自分で抱え込んでしまうんだか」
戸「仕方がないそれが北山なんだし」
藤「けどさぁ」
戸「ふっ、分かった、ちょっと探ってみる」
藤「本当か宜しく頼むよ」
戸「なんか分かったら教えるね、でも」
藤「んっ?」
戸「もし理由が分かってもあいつには」
藤「俺が知ってしまった事は黙ってればいいんだろ」
戸「その方が北山のプライドを傷つけなくて済むし」
藤「そうだな」
そして、トッツーは帰って行き。
だが俺はこのとき…
そのトッツー自身でさえ、何かを抱えている事に気づいてやれなかったんだ。
あいつが、ここに来た本当の理由を―
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