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天使と悪魔

第19章 震える心

・玉森side

玉「ハッシーが!?」

宮「一時的に覚醒した?」

玉「それってどうなっちゃうの」



わたと塚ちゃんが気を失っているハッシーを連れ家に帰って来た

そしてその現実に俺と宮田は衝撃を受ける。

なんで?どうして、やっと巡り会えた弟なのに。



横「心配するなって裕太」

玉「でも」

塚「トッツーが言うには、そうそう又あんなふうにはならないって事なんだ」

宮「だけど、気をつけるに越した事はないんじゃ」

横「まぁーな」

宮「分かった暫くは傍から離れないようにする」

塚「俺も一緒に」

玉「塚ちゃん」

塚「ハッシーは俺にとっても弟と同じ」



そうだったね。



玉「ありがと」

横「だいじょうぶ、裕太が傍にいてやればハッシーが今すぐ覚醒する事はない」

玉「わた」

横「こいつ、お前のことが大好きみたいだから」



ハッシー、ふっ。

でも、いつかはそのときが来るってことだよな。



宮「横尾さん、なんか方法はないの?その血を押さえ込む手立てとか」

横「そうだな、あるとするならば1つだけ」

玉「なにそれ教えて」



俺はその言葉にしがみつく





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