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・藤ヶ谷side

俺たちが頂上へ着くと。



屋「来る！」

内「そのまま体勢を崩すんやない」



ダダダッ―

一斉に、大勢の魔物が襲い掛かって来て。



塚「ハッシー、俺から離れるんじゃないよ」

橋「塚ちゃん」



すぐさま前もって打ち合わせした通りの方法で応戦した



横「太輔お前はミツの傍から絶対に離れるな」

藤「分かっている」



わたと薮、郁人に塚ちゃんハッシー。

それに俺の６人は、ひろとトッツーを囲みながら。

ひたすらその中を突き進んで行き。

ザッ、ザクッ！

その周辺を屋良と内、五関に亮太。

宮田とタマ、健永、そしてニカが。

魔物と戦いながら進む道を作ってく。

ガッ、ザバッ！



二「おらおら、てめぇーら邪魔するんじゃねぇや」

千「ニカ突っ走ったらダメだ！」



と、戦うのに夢中になり。

どんどん先へ行ってしまっているあいつに健永が叫ぶ



宮「にっ、二階堂、戻って来て行き過ぎだよ」

二「あははっ、悪いバックバックっと」

玉「‥‥‥」



言われて気づき慌てて後ろへ下がるニカ。

大丈夫か、あいつ？

しかしその間も次から次へ向かって来る魔物たち。

カーン、キーン！



玉「くっ」

宮「俺のタマに、なにするんだぁーっ」



ザバッ！



玉「俊、ありがと」

宮「えへっ」



ドカッ、ガッ！



屋「内、行ったぞ」

内「任せときぃ」



ザクッ！



山「ごっち後ろ」

五「たあぁーっ」



ザッ！

が、そんな中で俺は魔王の方で呼んだのに。

なんでこいつら襲って来るんだろ？

そんな違和感を感じていたんだ。



河「太輔そっちへ行った」

藤「おう」



ザバッ！



横「これじゃきりがない」

薮「一体どれだけいるんだよ」



その上、いつの間にか奴らに取り囲まれてしまい。

身動きが、取れなくなってしまっている事に気づき。



内「ｸｯ、どないする」

屋「奴は何処かにいるはずだ気をつけろ」

五「卑怯なやつ姿を現せ」



なんかおかしい、そう思った次の瞬間。

ふわっ―



北「‥‥っ」

藤「えっ」



とつぜん隣にいた、ひろの身体が宙に浮かび。





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