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天使と悪魔

第23章 誓いの口づけ

・藤ヶ谷side

屋「動いてる」

山「屋良にぃ」

五「あいつの唇が」

戸「応えてるんだ藤ヶ谷の愛撫に」

河「やったぁ」

横「くっ、ミツ」

薮「お帰り」

橋「ばんざいバンザーイ」

玉「本当に帰って来たミツが」

宮「タマ良かったね」

千「もっ、嬉しくて言葉にならねぇ」

塚「わっ、凄い顔」

二「あははっ」



皆の眼には涙が溢れ込み上げてくる嬉しさに拭おうともせず笑い合う。

それから長いキスのあと、唇を離すと。



藤「お帰り、ひろ ニコッ」



俺のことを見つめるこいつが目の前にいたんだ。



北「太…輔…」

藤「んっ?ニコッ」

北「会いたかった太輔」



ギュッ!

そう言って抱きついて来るひろを優しく包み込み。



藤「もっともっと顔をよく見せてくれ」

北「くっ」

藤「あぁーあ、可愛い顔がこんなに汚れちまってさ」

北「かっ、可愛いって言うな」

藤「いいだろ本当の事なんだから、フッ」

北「なら」

藤「なに?ニコッ」

北「もっと言ってくれ」

藤「はっ?」



お前どんだけ可愛いんだよ



横「あいつ、よほど寂しかったんだな」

河「珍しい事を言ってやがる クスッ」

藤「ふっ、可愛いめっちゃ可愛い」

北「当たり前だ、ニッ」

ニ「えぇーあははっ」

千「こりゃウケるぅ」

一同「あはははっ」



ひろお前がいると皆も元気になれる。





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