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天使と悪魔

第24章 未来への輝き

・藤ヶ谷side

神「さぁ、強く生きて行くがいい」



俺達は、ここに来てやっと神の真意を知ることができる。



神「私からのプレゼントだ受け取れ」



ピカァーッ!



橋「うわっ、なに!?」

山「身体が光ってる」



放たれた光りはそこにいた全員の身体へと降り注ぎ。



屋「温かい」

内「ほんまや」



まるで何かを吸収したかのように身体の中で熱をおび



神「これから先、まだまだいろんな事があるだろう、今お前たちにあげたものは何かことが起きたときに、必要に応じ覚醒する力」



能力のことか?



神「だが、それが今の世とは限らん」



そして言う―

先の世で転生してのち皆が再び巡り逢ったとき。

その力は絆と共に覚醒し、発揮されるであろうと。

まるでその先で待っていた事を予測していたかの如く

でも全て無駄なことはないんだと。

苦しみも、悲しみも別れでさえ。

次の世へ受け継ぐ為に必要だったんだって。

俺達は、いつか知るときが来るのかも知れない。

その瞬間を迎えた時、そう思った。

想いは未来まで続くと―





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