天使と悪魔
第3章 狭間の中で
・藤ヶ谷side
朦朧とした意識の中―
とつぜん唇に感じた柔らかな感触。
これは北山?
そこから流れ込んでくるのは確かにあいつの気で。
重ねて、その肌の温もりが俺の身体を癒してく。
おまえ俺を助ける為に自分の身を!?くっ…
ギュッ!
思わず抱きつき貪るかのように咥内へしゃぶりついた
北「くっ、んんっ、藤ヶ谷そんなにせっつくな」
そしたら慌てて身体を離し潤んだ瞳で俺を見つめ。
北「ふっ、それだけ元気になったのならもう大丈夫だな」
藤「どうして、何故こんなことを」
北「それは、こっちの台詞だ」
藤「いやあれは」
北「だがこれで恩は返したもうしない」
しかし、その言葉を聞いたとたん。
グイッ!
北「ふっ、藤ヶ谷」
藤「チュプ」
北「んんっ」
また俺はその唇へ吸いついてしまい。
北「やっ…め‥あふっ」
藤「お前が火をつけたんだ責任を取れ」
北「なに…言ってん‥だ…あっく」
そして耳や首筋に唇を這わし。
北「あんっ、ダメだ、よせよせってば」
藤「おまえが欲しい欲しくて堪らない北山」
が、バタバタと暴れるその身体を押さえつけ。
胸に触れようとした、そのとき。
北「くっ、だったら好きにしろよ」
北山は睨みつけながらそう言い。
北「その代わり、俺はお前を嫌いになる」
瞳に涙を滲ませ―
藤「‥‥っ」
北「こういうのは、互いに想い合ってするもんだろ?違うか」
藤「想い…合う」
北「おまえ、誰かを好きになったことはないの大切にしたい愛しいと思った事はないのか」
俺の手から力が抜けた。
北「頼むから嫌いにさせないでくれ、なっ?藤ヶ谷」
そして胸へ顔を埋めるようにして言葉を吐くその姿に
泣いているの、おまえ?
北「俺…お前のこと‥くっ嫌いになりたく…ねんだわ」
北山の手が握り拳となり、俺の胸を叩いてる。
キュン―
なんだ今のは心が締め付けられるような。
藤「ごめん…もうしない」
北「‥‥っ」
そう言ったらホッとしたような顔をしこっちを見つめ
北「ほんと…か」
藤「あぁお前が嫌がるようなことはしない約束する」
北「藤ヶ谷、ニコッ」
―ばっ、バカそんな顔して笑うな。
可愛いじゃん…
・
朦朧とした意識の中―
とつぜん唇に感じた柔らかな感触。
これは北山?
そこから流れ込んでくるのは確かにあいつの気で。
重ねて、その肌の温もりが俺の身体を癒してく。
おまえ俺を助ける為に自分の身を!?くっ…
ギュッ!
思わず抱きつき貪るかのように咥内へしゃぶりついた
北「くっ、んんっ、藤ヶ谷そんなにせっつくな」
そしたら慌てて身体を離し潤んだ瞳で俺を見つめ。
北「ふっ、それだけ元気になったのならもう大丈夫だな」
藤「どうして、何故こんなことを」
北「それは、こっちの台詞だ」
藤「いやあれは」
北「だがこれで恩は返したもうしない」
しかし、その言葉を聞いたとたん。
グイッ!
北「ふっ、藤ヶ谷」
藤「チュプ」
北「んんっ」
また俺はその唇へ吸いついてしまい。
北「やっ…め‥あふっ」
藤「お前が火をつけたんだ責任を取れ」
北「なに…言ってん‥だ…あっく」
そして耳や首筋に唇を這わし。
北「あんっ、ダメだ、よせよせってば」
藤「おまえが欲しい欲しくて堪らない北山」
が、バタバタと暴れるその身体を押さえつけ。
胸に触れようとした、そのとき。
北「くっ、だったら好きにしろよ」
北山は睨みつけながらそう言い。
北「その代わり、俺はお前を嫌いになる」
瞳に涙を滲ませ―
藤「‥‥っ」
北「こういうのは、互いに想い合ってするもんだろ?違うか」
藤「想い…合う」
北「おまえ、誰かを好きになったことはないの大切にしたい愛しいと思った事はないのか」
俺の手から力が抜けた。
北「頼むから嫌いにさせないでくれ、なっ?藤ヶ谷」
そして胸へ顔を埋めるようにして言葉を吐くその姿に
泣いているの、おまえ?
北「俺…お前のこと‥くっ嫌いになりたく…ねんだわ」
北山の手が握り拳となり、俺の胸を叩いてる。
キュン―
なんだ今のは心が締め付けられるような。
藤「ごめん…もうしない」
北「‥‥っ」
そう言ったらホッとしたような顔をしこっちを見つめ
北「ほんと…か」
藤「あぁお前が嫌がるようなことはしない約束する」
北「藤ヶ谷、ニコッ」
―ばっ、バカそんな顔して笑うな。
可愛いじゃん…
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