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天使と悪魔

第4章 絡み合う糸

・玉森side

宮田俊哉、俺が一番そばにいて心安まる男。



宮「そろそろ寝よタマ」

玉「眠れないもん」

宮「ちゃんと休まなくちゃタマが倒れたらキタミツが心配するだろ?ニコッ」

玉「‥‥‥」

宮「はい寝て」

玉「ここにいる、何処にも行かない?」

宮「ずっといるよ」

玉「じゃ抱きしめててそしたら寝れるから」

宮「分かった、ニコッ」



ギュッ―

そう言うと優しく俺のことを包み込んでくれる。



宮「んっ?どうした」

玉「何かが足りない」

宮「あっ、おやすみのキスね クスッ」

玉「早くしろ」

宮「はい ニコッ」



チュッ!



玉「んっ」



宮田、大好き口に出しては言えないけど。



玉「まだ、足らない」

宮「ダメ今日は」

玉「どうして」

宮「あれから、殆んど寝てないだろ身体に悪い」

玉「不安なんだミツがこのまま俺の傍からいなくなっちゃう気がして凄く不安で堪らないんだよ、クッ」

宮「そんな事はないさ」

玉「なんでそう言えるの」

宮「キタミツはタマの事が大好きだから俺も同じく、だから絶対に離れたりなんかしない好きな人の傍からはね ニコッ」

玉「俊哉」



もっともっと強く抱きしめてて、そして俺のことたくさん愛してよ。

怖いんだ、置いてかれるのが。





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