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・北山side

ダメだ、やめてくれ藤ヶ谷

プチュ、ﾁｭｸﾁｭｸ―



北「んっ…ぁ‥んっ」



俺の口の中でこいつの舌が好き勝手に暴れ回っている

頼む…マジで‥くっ…

そう思っても抵抗することが出来ず。

身体が崩れそうになるのを必死で堪えていた。

そしたら今度は首筋や耳に唇を這わせて来やがってよ



藤「好きだ、北山」

北「ふ…じ‥んっ…なとこにキ‥ス…すんな」

藤「どうして俺のこと嫌いなの？」

北「あっ、舐めんじゃね」



好きとか、嫌いとかの問題じゃねってば。



北「んっ、あっ、はっ」



自分の中で、警告音が鳴り響く。

頭の中で、あの時の恐怖が甦り身体中が震え止まらなくなっちまい。

でも藤ヶ谷はそんな気持ちなど知らず。

何度も何回も唇に吸いついて来てさ。

こいつの手が胸に触れ。

股間で、大きくなったシンボルを肌で感じた次の瞬間



北「やめろおぉーっ」

藤「北山？」

北「ぁ…ｶﾞｸｶﾞｸｯ」

藤「どうしたんだよ北山」



自分の身体に異変が生じ。



藤「おっ、おい！」

北「あぁ…あ‥ｶﾞｸｯ」

藤「北山あぁーっ」



俺は意識を手放してしまい

気がついた時には心配そうに覗き込む藤ヶ谷の顔が、目の前にあったんだ。



藤「大丈夫か？」

北「あぁ」

藤「お前、なんで痙攣なんか？」

北「くっ」



言わなきゃならねんだな。



藤「教えてくれ」



真剣な顔で詰め寄って来るこいつを見て俺はそのことを話す決心を固める。





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