天使と悪魔
第4章 絡み合う糸
・河合side
この妙ちくりんな村に来て数日が経つ。
河「ふぅーやっぱり温泉は最高だなぁ」
宮館「‥‥‥」
河「うおっち、お前いつからいたんだよ?」
宮館「さっき」
河「それっていつ?」
宮館「‥‥‥」
河「答えんかい!」
カピバラってよく分からんわ。
戸「ごはん出来たよ」
河「Thank you トッツー」
河「なぁ、おまえらのリーダーなんだけどさ」
戸「北山のこと?」
河「北山っていうの?」
戸「北山宏光、それがどうかした?」
河「そいつに、会えないかな」
戸「‥‥‥」
太輔を捜すにはそれが一番の近道だと思い聞いてみたんだが。
河「行方不明!?」
それも、俺達が襲撃を受けたあの朝からだという。
戸「俺は部落で一緒に暮らしていないから知ったのは少し後になってからなんだけどね」
太輔、お前どうしている?このこと耳に入っているのか。
河「心配だろ?」
戸「大倉が、千賀と一緒に捜してくれてるんだけど」
大倉?千賀…
戸「あいつ」
河「んっ?」
戸「いなくなる前なんだか悩んでたみたいだからさ」
河「何を?」
戸「‥‥‥」
河「あっ、悪い話せないよな悪魔になんか」
戸「違う、そうじゃない」
河「トッツー?」
ふと思う―
トッツーはどうして部落でみんなと一緒に暮らさないんだろうと。
戸「ふっ、河合って」
河「えっ?」
戸「いい悪魔だね ニコッ」
河「なっ!?カァーッ」
それはどういう意味で言っているんだよ?
見るみる顔が赤くなってく俺に、優しく微笑みかけるトッツー。
ヤバい、河合ちゃんピンチです。
戸「いつかさ」
河「あ、うん」
戸「みんなが仲良くなれるといいな、フッ」
トッツー
その笑顔があれば、願いは叶うのかもしれない。
そう思ってしまうほど君の微笑む顔は素敵だ。
これが恋だと知ったのは、もう少し経ってからだった
いろんなことが次から次へと起こり。
・
この妙ちくりんな村に来て数日が経つ。
河「ふぅーやっぱり温泉は最高だなぁ」
宮館「‥‥‥」
河「うおっち、お前いつからいたんだよ?」
宮館「さっき」
河「それっていつ?」
宮館「‥‥‥」
河「答えんかい!」
カピバラってよく分からんわ。
戸「ごはん出来たよ」
河「Thank you トッツー」
河「なぁ、おまえらのリーダーなんだけどさ」
戸「北山のこと?」
河「北山っていうの?」
戸「北山宏光、それがどうかした?」
河「そいつに、会えないかな」
戸「‥‥‥」
太輔を捜すにはそれが一番の近道だと思い聞いてみたんだが。
河「行方不明!?」
それも、俺達が襲撃を受けたあの朝からだという。
戸「俺は部落で一緒に暮らしていないから知ったのは少し後になってからなんだけどね」
太輔、お前どうしている?このこと耳に入っているのか。
河「心配だろ?」
戸「大倉が、千賀と一緒に捜してくれてるんだけど」
大倉?千賀…
戸「あいつ」
河「んっ?」
戸「いなくなる前なんだか悩んでたみたいだからさ」
河「何を?」
戸「‥‥‥」
河「あっ、悪い話せないよな悪魔になんか」
戸「違う、そうじゃない」
河「トッツー?」
ふと思う―
トッツーはどうして部落でみんなと一緒に暮らさないんだろうと。
戸「ふっ、河合って」
河「えっ?」
戸「いい悪魔だね ニコッ」
河「なっ!?カァーッ」
それはどういう意味で言っているんだよ?
見るみる顔が赤くなってく俺に、優しく微笑みかけるトッツー。
ヤバい、河合ちゃんピンチです。
戸「いつかさ」
河「あ、うん」
戸「みんなが仲良くなれるといいな、フッ」
トッツー
その笑顔があれば、願いは叶うのかもしれない。
そう思ってしまうほど君の微笑む顔は素敵だ。
これが恋だと知ったのは、もう少し経ってからだった
いろんなことが次から次へと起こり。
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