
天使と悪魔
第5章 訪れる慟哭
・玉森side
今、俺達の前にいる悪魔は敵か味方か?
河「太輔を捜したい、頼む協力してくれ」
戸「玉森、俺が思うに今の北山を救ってやれるのは、その藤ヶ谷って悪魔だけだ」
玉「どうして、そう言えるんだよ」
戸「北山が藤ヶ谷を愛しているから ニコッ」
玉「…っ、まだハッキリしたわけじゃ」
戸「でも、お前もそう感じたがら俺のところへ来たんじゃないの?フッ」
トッツーその微笑みが荒んだ俺の心を癒してく。
本当に、不思議な天使。
宮「タマさん ニコッ」
玉「ミツは、いつもその人のことを気にしていた」
たぶん、自分でも気づかぬうちに恋に堕ちていたんだろ。
河「太輔も、ずーっと気にしてた。あいつ一族の長でありながら天使狩りもせず長老たちに怒られまくってよ」
玉「そうなんだ クスッ」
同じだったんだな天使も、悪魔も。
河「俺らは、誰もが闇雲に天使を襲っているわけじゃねんだ」
この人の話しを聞いてて、思った。
河「確かにそういう奴らもいる、けど皆それぞれが」
その関係に悩み…
苦しんでいたのは自分たちだけじゃなかったんだって事が。
河「ダーク族の中にハグレ族と言われる奴らがいる」
宮「なに?それ」
河「一族の風習やしきたり習慣についていけなくなった奴が村を離れ」
悪魔だって、いろんな思いを抱え生きている。
・
今、俺達の前にいる悪魔は敵か味方か?
河「太輔を捜したい、頼む協力してくれ」
戸「玉森、俺が思うに今の北山を救ってやれるのは、その藤ヶ谷って悪魔だけだ」
玉「どうして、そう言えるんだよ」
戸「北山が藤ヶ谷を愛しているから ニコッ」
玉「…っ、まだハッキリしたわけじゃ」
戸「でも、お前もそう感じたがら俺のところへ来たんじゃないの?フッ」
トッツーその微笑みが荒んだ俺の心を癒してく。
本当に、不思議な天使。
宮「タマさん ニコッ」
玉「ミツは、いつもその人のことを気にしていた」
たぶん、自分でも気づかぬうちに恋に堕ちていたんだろ。
河「太輔も、ずーっと気にしてた。あいつ一族の長でありながら天使狩りもせず長老たちに怒られまくってよ」
玉「そうなんだ クスッ」
同じだったんだな天使も、悪魔も。
河「俺らは、誰もが闇雲に天使を襲っているわけじゃねんだ」
この人の話しを聞いてて、思った。
河「確かにそういう奴らもいる、けど皆それぞれが」
その関係に悩み…
苦しんでいたのは自分たちだけじゃなかったんだって事が。
河「ダーク族の中にハグレ族と言われる奴らがいる」
宮「なに?それ」
河「一族の風習やしきたり習慣についていけなくなった奴が村を離れ」
悪魔だって、いろんな思いを抱え生きている。
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