天使と悪魔
第2章 出会いと再会
・藤ヶ谷side
ダダダッ―
「いたか?」
「いや、そっちは」
「あの方にもホトホト困ったものだ」
今の俺の日課、それは。
河「わっ」
藤「郁人!?脅かすなよ」
河「また今日も逃げて来たのか?ニヤッ」
藤「そういうお前こそ」
河「俺はいいんだ天使なんかに興味ねっからよ」
藤「ふーん珍しい奴だな」
河「お前に言われたかねぇわ毎日、逃げ回っている奴にさ」
藤「俺は…」
河「長老たちが、ヤキモキしているぞ」
藤「勝手にさせてればいい」
河「ふっ」
郁人は一族の中で俺と一番仲がいい言ってみれば悪友みたいなもん。
河「だいいち天使って言ったって見た目は男だし」
藤「まぁーな、フッ」
河「俺は、そこら辺にいる精霊を相手しているほうがいいっていうか」
ぺらぺらペラペラよく喋る
藤「けど、それじゃ子供は作れないじゃん」
河「いらないわそんなもんお前はそうはいかないだろうけどよ」
藤「‥‥‥」
毎日、当たり前の如く行われている天使狩り。
俺らは成人を迎えると。
大人になる儀式とかで必然的に参加させられることになっていた。
それも、捕獲できない奴は一人前の男じゃないみたいに言われてしまう。
だから、その時は仕方なく俺も郁人も参加していたんだ。
だが結局は捕まえずに終わってしまい。
以降、行ってはいない。
河「なぁ太輔」
藤「んっ?」
河「一度聞いてみたかったんだけど、お前なんで行かないの?」
藤「知ってどうする」
河「だってさ一族の長だぜこのままってわけにはいかないじゃん」
藤「それって、一応は心配しているってこと?」
河「まぁーな、フッ」
藤「クスッ」
Thank you―
だけど誰にも言えない胸の内、こんな時わたがいたら
横尾渉、自分にとって唯一家族のような存在とも言える。
わた、どこにいるんだよ。
どーして何も言わず俺の前から姿を消したんだ。
会いたい凄く…
・
ダダダッ―
「いたか?」
「いや、そっちは」
「あの方にもホトホト困ったものだ」
今の俺の日課、それは。
河「わっ」
藤「郁人!?脅かすなよ」
河「また今日も逃げて来たのか?ニヤッ」
藤「そういうお前こそ」
河「俺はいいんだ天使なんかに興味ねっからよ」
藤「ふーん珍しい奴だな」
河「お前に言われたかねぇわ毎日、逃げ回っている奴にさ」
藤「俺は…」
河「長老たちが、ヤキモキしているぞ」
藤「勝手にさせてればいい」
河「ふっ」
郁人は一族の中で俺と一番仲がいい言ってみれば悪友みたいなもん。
河「だいいち天使って言ったって見た目は男だし」
藤「まぁーな、フッ」
河「俺は、そこら辺にいる精霊を相手しているほうがいいっていうか」
ぺらぺらペラペラよく喋る
藤「けど、それじゃ子供は作れないじゃん」
河「いらないわそんなもんお前はそうはいかないだろうけどよ」
藤「‥‥‥」
毎日、当たり前の如く行われている天使狩り。
俺らは成人を迎えると。
大人になる儀式とかで必然的に参加させられることになっていた。
それも、捕獲できない奴は一人前の男じゃないみたいに言われてしまう。
だから、その時は仕方なく俺も郁人も参加していたんだ。
だが結局は捕まえずに終わってしまい。
以降、行ってはいない。
河「なぁ太輔」
藤「んっ?」
河「一度聞いてみたかったんだけど、お前なんで行かないの?」
藤「知ってどうする」
河「だってさ一族の長だぜこのままってわけにはいかないじゃん」
藤「それって、一応は心配しているってこと?」
河「まぁーな、フッ」
藤「クスッ」
Thank you―
だけど誰にも言えない胸の内、こんな時わたがいたら
横尾渉、自分にとって唯一家族のような存在とも言える。
わた、どこにいるんだよ。
どーして何も言わず俺の前から姿を消したんだ。
会いたい凄く…
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