天使と悪魔
第7章 不穏の予兆
・千賀side
よーし今日も頑張って大物をしとめるぞ。
新しい生活が始まった。
俺はトッツーやハッシーと一緒、つうことは。
必然的に自分が狩りに出なければならない。
力(リキ)を入れ森の中へ入る
が、何故だか獲物がいなくてさ。
マジかよ、これじゃ今晩のおかずが。
散々探し回って、疲れきってしまい切り株に腰をかけた。
そのとき―
んっ?あそこに誰かいる、誰だろ。
木の陰から白い羽根が見えって事は仲間?
近づいてみると。
千「こんな所でなにやってるんだ?」
山「兄貴とはぐれちゃってさ、うっ グスン」
振り返ったそいつは、眼にいっぱい涙を溜めてて。
つうかめっちゃ可愛い。
千「名前は?」
山「山本亮太」
千「どこから来たの」
山「あっち」
千「はっ?それじゃ分からないって」
山「だって兄貴の後をついて来ただけだし、ヒクッ」
そう言って、また泣き出してしまう。
参ったな、どうしよ…
千「よければ俺んちに来る」
山「いいの?」
千「まぁ、他にも同居人がいるけど、ハハッ」
山「???」
が、部落が見えるところまで来たとたんに。
その足がピタッと止まり。
千「どうした?ほら、もうすぐ」
山「ダメ俺あそこには行けない」
千「なんで?」
山「だって悪魔がいるんだもん」
千「どうして、分かるんだよ」
山「昔っから感じ取れる、能力みたいなもん」
へぇーまぁ、聞いたことはあるけどな。
俺たち天使には時々不思議な能力を持った奴が生まれて来る。
理由は分かっていない。
・
よーし今日も頑張って大物をしとめるぞ。
新しい生活が始まった。
俺はトッツーやハッシーと一緒、つうことは。
必然的に自分が狩りに出なければならない。
力(リキ)を入れ森の中へ入る
が、何故だか獲物がいなくてさ。
マジかよ、これじゃ今晩のおかずが。
散々探し回って、疲れきってしまい切り株に腰をかけた。
そのとき―
んっ?あそこに誰かいる、誰だろ。
木の陰から白い羽根が見えって事は仲間?
近づいてみると。
千「こんな所でなにやってるんだ?」
山「兄貴とはぐれちゃってさ、うっ グスン」
振り返ったそいつは、眼にいっぱい涙を溜めてて。
つうかめっちゃ可愛い。
千「名前は?」
山「山本亮太」
千「どこから来たの」
山「あっち」
千「はっ?それじゃ分からないって」
山「だって兄貴の後をついて来ただけだし、ヒクッ」
そう言って、また泣き出してしまう。
参ったな、どうしよ…
千「よければ俺んちに来る」
山「いいの?」
千「まぁ、他にも同居人がいるけど、ハハッ」
山「???」
が、部落が見えるところまで来たとたんに。
その足がピタッと止まり。
千「どうした?ほら、もうすぐ」
山「ダメ俺あそこには行けない」
千「なんで?」
山「だって悪魔がいるんだもん」
千「どうして、分かるんだよ」
山「昔っから感じ取れる、能力みたいなもん」
へぇーまぁ、聞いたことはあるけどな。
俺たち天使には時々不思議な能力を持った奴が生まれて来る。
理由は分かっていない。
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