
泣かぬ鼠が身を焦がす
第2章 チーズの夢
1人でぽつんと食べた食事だけど、庶民的な料理は想像以上に美味しくて感動した
「はー、美味しかった」
食べ終わって時計を見ると、さっき教えてもらった杉田さんの帰ってくる時間まであと数時間もある
ヒマだー
ベッドの上でごろごろするしかできねーじゃん
牛になるー
……!!
もしかして社長さんデブ専で俺を太らせようとしてたりして!?
うわぁぁあ
ってそんなわけないか
はぁ、ヒマ
あ、そうだ
社長さんが来たらすぐにセックスできるようにアナル拡げとこっかな
名案!
俺天才!
あまりにやることがなさすぎてあらぬ方向に考えが向かったけど、それほど暇だし
毎日何回戦もセックスしてた俺としては物足りないから、パジャマのズボンとパンツを脱ぎ捨ててベッドの下に落とした
な、ん、か
滑りのいいものー……は、ないな
指舐めればいっか
「んーー……」
オナニーした時と同じように指にたっぷり舌を絡ませて、アナルに指をもっていく
ちょびっと硬くなったけど、まぁ大丈夫かな
唾液を塗りこむように動かしてゆるゆると出し入れを繰り返す
「ふぅ、ん……あぁ……ぅん……」
