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泣かぬ鼠が身を焦がす

第14章 鼠の志奪うべからず


拓真さんが箱を開けて中身を取り出すと、ビニールに包まれた肌色の円柱が出てくる


「つか、まずなんでそんなん持ってるの……」
「社外での接待でもらったんだ。捨てるのもなんだと思って持っていたんだが、まさか使うときが来るとは」


来てねーよ!!!!
拓真さんが勝手に使おうとしてるだけじゃん!?


とは思ったけど俺の口から声は出ず、拓真さんが興味津々にシリコン製のそれを揉んでいるのを見ていた


「すごいな。小さな女性の身体だ」
「え、あ……ほんとだ」


よく見てみれば肌色のそれはただの筒ではなく胸やお尻まで付いた女性の形をしている

ないのは首から上と腕と脚
つまり胴体だけが作られてる感じなんだけど


なんか、拓真さんが触ってるとすげーエロく見える


「ちゃんとこんなのも付いてるんだな」


なんて感想まで漏らす拓真さんが俺にも「見てみろ」ってクリトリスまで精巧に作られたそこを開いて見せてきた


うわぁエロい
拓真さんが開いてるってのがより卑猥


「それで……っと、これか」
「なにそれ?」
「ローションだろ」
「あぁ……」


そして拓真さんは銀色の包みのそれを開けると、俺のちんこに垂らした

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