
[現代版] 天使と悪魔
第2章 記憶の連鎖①
・宮田side
9月―
帝劇 DREAM BOY
4日に、初日を迎えたこの舞台はタマと千さん。
俺の3人にとって自分の力を発揮することが出来る。
やりがいのある最高の現場だ。
今年は永瀬廉・平野紫耀・高橋海人という。
将来 期待の星のJr.が共演をし話題を呼んでいる。
千「よーしメシ食いに行こうぜ」
渡辺「千賀くん、おごってくれるんですかぁ」
深澤「やったぁー」
スノ全員「ごちになりまーす」
うおっ、千さん太っ腹。
宮「タマさんは、帰りどうするの?」
玉「お前は勝手にすれば」
宮「えぇー俺達もメシ」
玉「廉、紫耀、海人、行くよ」
永瀬・平野・高橋
「はーい玉森くん」
座長、俺も連れてって下さいってばぁー
トホホッ…
塚ちゃんは、スケジュールが空いてないし。
ちぇっ、独りで寂しく帰りますか。
行きすがら―
ふと誰かに呼ばれた気がし空を見上げる。
ふわっ!
宮「えぇーっ、なにあれ!?まさか羽根」
それは最初っから意図的に
俺のところへ、舞い降りて来たかの如く。
自然と手の中へ飛び込んで来たんだ。
天使が、背中に付けているような真っ白な羽根が。
だけど受け取ったとき不思議と懐かしさを覚える。
だからかな?家に持ち帰っちゃったのは。
夜、眠りにつくとき。
どうしてだかは分からないけど。
俺は、枕元にそれを置いて寝た。
そして、甦った前世の記憶
切ない想いと共に心が締めつけられ堪らない気持ちになったのは。
タマが、泣いてるのを見てしまったから。
泣かせたのは自分…
けれど、あの時はそうするしか他に道はなかったんだ
だから、後悔なんかしていない。
でも悲しい思いさせちゃってゴメンね。
タマ泣かないでお願いだよそんな顔しないでってば。
その涙が心にズキンと突き刺さる。
まるで大切な者を護るため激しく純粋に生きた、あの時代が。
確かに息づいていたことを示しているかのように。
最後の最後まで、愛を貫き通した前世での生きざまが
でも俺達は―
愛する者と、仲間たちへの想いを心の支えにし。
決して希望だけは失わなかったはず。
そうでしょタマ?
そこにいた仲間たちの間にも確かな強い絆があった事をみんな知っていたから。
たとえ結果がどうであったとしても。
・
9月―
帝劇 DREAM BOY
4日に、初日を迎えたこの舞台はタマと千さん。
俺の3人にとって自分の力を発揮することが出来る。
やりがいのある最高の現場だ。
今年は永瀬廉・平野紫耀・高橋海人という。
将来 期待の星のJr.が共演をし話題を呼んでいる。
千「よーしメシ食いに行こうぜ」
渡辺「千賀くん、おごってくれるんですかぁ」
深澤「やったぁー」
スノ全員「ごちになりまーす」
うおっ、千さん太っ腹。
宮「タマさんは、帰りどうするの?」
玉「お前は勝手にすれば」
宮「えぇー俺達もメシ」
玉「廉、紫耀、海人、行くよ」
永瀬・平野・高橋
「はーい玉森くん」
座長、俺も連れてって下さいってばぁー
トホホッ…
塚ちゃんは、スケジュールが空いてないし。
ちぇっ、独りで寂しく帰りますか。
行きすがら―
ふと誰かに呼ばれた気がし空を見上げる。
ふわっ!
宮「えぇーっ、なにあれ!?まさか羽根」
それは最初っから意図的に
俺のところへ、舞い降りて来たかの如く。
自然と手の中へ飛び込んで来たんだ。
天使が、背中に付けているような真っ白な羽根が。
だけど受け取ったとき不思議と懐かしさを覚える。
だからかな?家に持ち帰っちゃったのは。
夜、眠りにつくとき。
どうしてだかは分からないけど。
俺は、枕元にそれを置いて寝た。
そして、甦った前世の記憶
切ない想いと共に心が締めつけられ堪らない気持ちになったのは。
タマが、泣いてるのを見てしまったから。
泣かせたのは自分…
けれど、あの時はそうするしか他に道はなかったんだ
だから、後悔なんかしていない。
でも悲しい思いさせちゃってゴメンね。
タマ泣かないでお願いだよそんな顔しないでってば。
その涙が心にズキンと突き刺さる。
まるで大切な者を護るため激しく純粋に生きた、あの時代が。
確かに息づいていたことを示しているかのように。
最後の最後まで、愛を貫き通した前世での生きざまが
でも俺達は―
愛する者と、仲間たちへの想いを心の支えにし。
決して希望だけは失わなかったはず。
そうでしょタマ?
そこにいた仲間たちの間にも確かな強い絆があった事をみんな知っていたから。
たとえ結果がどうであったとしても。
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