
[現代版] 天使と悪魔
第12章 勇気と決意
・藤ヶ谷side
北「お前さ」
と、そのとき。
ひろがボソっと呟きながら俺にすり寄って来て。
北「さっきから、なにひとりで真面目な顔しくさって考え込んでいるんだわ?」
藤「えっ」
顔を覗き込むようにしながらそう言い。
ってか、ちけぇし。
藤「あ、いや」
北「んっ?どしたの」
やっ、ヤバい、ドックンドックン
北「藤ヶ谷?」
静まらない動悸、その衝動で俺はつい。
チュッ!
ハッと我に返ったときには目の前で固まっている北山がいた。
北「‥‥っ」
これも何かを暗示しているのか?
北「…んなに‥今の」
それとも俺が抑えられなかったからいけないのか?
藤「あ…その‥」
北「なんなんだって聞いてるんだわ藤ヶ谷」
このことがきっかけで俺と北山との間にも慟哭が押し寄せて来てしまう。
北「答えろ」
こいつの記憶が、甦らないまま。
しかしこれも前へ進む為の試練だったのかもしれない
答えは自分で見つけるしかなかったんだ。
その切ない想いの中で―
・
北「お前さ」
と、そのとき。
ひろがボソっと呟きながら俺にすり寄って来て。
北「さっきから、なにひとりで真面目な顔しくさって考え込んでいるんだわ?」
藤「えっ」
顔を覗き込むようにしながらそう言い。
ってか、ちけぇし。
藤「あ、いや」
北「んっ?どしたの」
やっ、ヤバい、ドックンドックン
北「藤ヶ谷?」
静まらない動悸、その衝動で俺はつい。
チュッ!
ハッと我に返ったときには目の前で固まっている北山がいた。
北「‥‥っ」
これも何かを暗示しているのか?
北「…んなに‥今の」
それとも俺が抑えられなかったからいけないのか?
藤「あ…その‥」
北「なんなんだって聞いてるんだわ藤ヶ谷」
このことがきっかけで俺と北山との間にも慟哭が押し寄せて来てしまう。
北「答えろ」
こいつの記憶が、甦らないまま。
しかしこれも前へ進む為の試練だったのかもしれない
答えは自分で見つけるしかなかったんだ。
その切ない想いの中で―
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