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[現代版] 天使と悪魔

第2章 記憶の連鎖①

・宮田side

小山「横尾ちゃん元気?」

二「わったーなら、さっきトイレに行ったよ」

宮「あぁーっ」

北「なんだ宮田、いきなり驚くじゃん」

宮「ごっ、ごめん」

玉「まぁ、こいつのする事は気にしなくていいよ」



タマさん冷たい、トホホッ

じゃなくて手越だよ手越、俺とタマの可愛い子を見に来て。



手越「ふーんなるほどね、決めたこの子は俺が貰う。いい決めたから他のやつにあげたらダメだからね」



なーんて怪しい笑みを浮かべた生意気なガキ。

おっと失礼10歳くらいの悪魔の子は。



手越「俺の顔になにか付いてる?さっきからジロジロと見てるけど」

宮「いんやなんにも」

手越「???」



こんな所にライバルがいや違った。

けど前世で知り合った者とは来世でも出会うって本当なんだな。

現に俺達、みんなそうだし



小山「そんじゃあ、また」

手越「お邪魔しました」



手越はもう来なくていい


そんな中、横尾さんがトイレからお戻り。

何故か一緒に…



北「うわ、今度は屋良さんか嬉しいねぇ」



キタミツ、他みんな久々の対面に大喜び。

でも、何故か屋良さんは。



屋「そっか、こっちは変わらず」

横「えぇ、フッ」


んっ?

横尾さんと、こそこそ内緒話しだけして帰ってしまう

様子を見に来ただけ?不思議に感じた違和感。

まだ俺は横尾さんや内くん

流星を除いたWESTの面々、五関くんや塚ちゃんが。

前世の記憶を、取り戻していただなんて知らなかったから。

そういう自分も最期まで思い出していたわけではなく

タマが早く記憶を取り戻して欲しい、それだけを願っていたんだ。

そしたら両想いでラブラブ出来るって。

でも、あることがきっかけで知ってしまってからは。

お願い思い出さないで。

祈るような気持ちで見つめていた。

その辛そうな顔を見たくはなくて。





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