
[現代版] 天使と悪魔
第14章 慟哭の記憶⑤
・横尾side
それはよく晴れた日のこと
五「だいぶ周りも落ち着いたみたいだな」
実は、ハッシーの秘密基地は森の中にあって。
俺達は場所を全く把握できておらず。
その為―
横「そろそろ、何処か安心して暮らせる場所を見つけないと」
五「確かに、ここだと食料とかの調達も大変だし」
そこから他へはあまり行ったことがなく。
俺と五関は、周囲の偵察も兼ね2人して出かけて見ることにしたんだ。
五「流星、お留守番よろしく」
藤井「はいよ、お土産は」
横「あるかバカ」
藤井「ばっ、バカって言わんでもええやん」
大倉「ほんまのことやし、しょうもないやろ クスクスッ」
藤井「兄貴いぃーっ」
横五「あははっ」
小さな幸せ、細々と平和に暮らしているという。
横「そういえば、この抜け道」
五「どうかした?」
ハッシーが作ったって言ってたよな?
五「なんかさ何処で覚えたんだか良亮のやつ、あっちこっちに穴を掘り始めて」
えっ?穴
五「よく泥だらけになり、塚ちゃんに怒られていたっけ クスッ」
まさか、瑞稀が落ちた穴も
いろんな所へ繋がっている抜け道。
森へ川へ、そして山と。
五「凄いな、あいつ」
いったい誰に教わったんだか?こんな技術を。
そうこうするうち俺達は、洞窟まで辿り着き。
五「随分と、奥が深そうだな」
横「中へは入らないほうがいいぞ」
五「どうして?」
横「かなり古いのと、このところ続いていた雨で地盤が緩んでる、少しの振動でも天井が崩れかねない」
五「さっすが、横尾といれば安心って感じ」
横「ふっ」
・
それはよく晴れた日のこと
五「だいぶ周りも落ち着いたみたいだな」
実は、ハッシーの秘密基地は森の中にあって。
俺達は場所を全く把握できておらず。
その為―
横「そろそろ、何処か安心して暮らせる場所を見つけないと」
五「確かに、ここだと食料とかの調達も大変だし」
そこから他へはあまり行ったことがなく。
俺と五関は、周囲の偵察も兼ね2人して出かけて見ることにしたんだ。
五「流星、お留守番よろしく」
藤井「はいよ、お土産は」
横「あるかバカ」
藤井「ばっ、バカって言わんでもええやん」
大倉「ほんまのことやし、しょうもないやろ クスクスッ」
藤井「兄貴いぃーっ」
横五「あははっ」
小さな幸せ、細々と平和に暮らしているという。
横「そういえば、この抜け道」
五「どうかした?」
ハッシーが作ったって言ってたよな?
五「なんかさ何処で覚えたんだか良亮のやつ、あっちこっちに穴を掘り始めて」
えっ?穴
五「よく泥だらけになり、塚ちゃんに怒られていたっけ クスッ」
まさか、瑞稀が落ちた穴も
いろんな所へ繋がっている抜け道。
森へ川へ、そして山と。
五「凄いな、あいつ」
いったい誰に教わったんだか?こんな技術を。
そうこうするうち俺達は、洞窟まで辿り着き。
五「随分と、奥が深そうだな」
横「中へは入らないほうがいいぞ」
五「どうして?」
横「かなり古いのと、このところ続いていた雨で地盤が緩んでる、少しの振動でも天井が崩れかねない」
五「さっすが、横尾といれば安心って感じ」
横「ふっ」
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