
[現代版] 天使と悪魔
第14章 慟哭の記憶⑤
・横尾side
さぁ、どっからでもかかって来い。
2人が飛び立ったのと同時に現れた化け物が俺に向かって襲いかかって来る。
シュルシュルシュル―
ザザーッ!
横「たぁーザバッ」
シュッ、ザザッ!
横「くあっ、まだまだぁ」
ザンッ!
横「うわっ、くっ」
何本もの触手、1体や2体じゃない。
こいつら、いったい何体いるんだ。
ザクッ!
横「うぐっ…ハァハァハァ」
あんな幼子を相手に何故?ドッカーン!
ヤバい、奴らの振動で落盤するかもしれない。
ガラガラガラ―
だがもっと時間を稼がないと、ダッ、グサッ!
横「ぐわっ…ハァハァハァ」
出来るだけ、ザバッ!
横「つああっ」
2人が遠くに逃げれるようズブブッ―
横「ぐふっ…クッ」
それが俺が出来る唯一の事だとそう思った、次の瞬間
ズボッ!
横「うっあぁーっ」
奴らの一体が、俺の身体を貫通し。
ドッシャーン!
そのままのし掛かって来た重みで洞窟が落盤を起こし落下してしまう。
横「うぐぐっ…クッ」
…限界か‥くっ…そ‥あとは…頼む五関
横「ハァハァハァ」
助けて…やってくれ‥郁人…と‥トッツーの…子を
あの子には…クッ
絶対…幸せに‥なっ…て‥貰いたいん‥だ2人の…為にも
横「つはっ‥宏太…ごめ
んな‥迎えに行けなくて」
そして、それを最期に意識を失い。
話し終えると隣にいたニカのすすり泣く声が、耳元で聞こえた。
横「大丈夫か?」
ニ「わっ…わっ‥た…その洞窟の中に‥ううっ」
千「俺とニカが、そういうこと!?」
横「あぁ、そうなるな」
千「横尾さーん」
とたん2人して抱きついて来て。
俺も、お前らの話しを聞いた時には驚いたよ。
ニ「いたんだ…あの時」
千「俺たち…捜して‥たんだぜ ヒクッ」
横「あぁ、フッ」
不思議だな―
横「俺らは最期に同じ場所にいたんだ一緒に」
ニ「うん、うん、ヒクッ」
千「うっわあぁーっ」
巻き込んだとか、そんなんじゃない。
屋「呼び合っていたのかもしれない」
きっとそれは心と心が繋がっていた証しみたいなものだったんだと俺は思う。
理屈では説明できない絆が見せた―
・
さぁ、どっからでもかかって来い。
2人が飛び立ったのと同時に現れた化け物が俺に向かって襲いかかって来る。
シュルシュルシュル―
ザザーッ!
横「たぁーザバッ」
シュッ、ザザッ!
横「くあっ、まだまだぁ」
ザンッ!
横「うわっ、くっ」
何本もの触手、1体や2体じゃない。
こいつら、いったい何体いるんだ。
ザクッ!
横「うぐっ…ハァハァハァ」
あんな幼子を相手に何故?ドッカーン!
ヤバい、奴らの振動で落盤するかもしれない。
ガラガラガラ―
だがもっと時間を稼がないと、ダッ、グサッ!
横「ぐわっ…ハァハァハァ」
出来るだけ、ザバッ!
横「つああっ」
2人が遠くに逃げれるようズブブッ―
横「ぐふっ…クッ」
それが俺が出来る唯一の事だとそう思った、次の瞬間
ズボッ!
横「うっあぁーっ」
奴らの一体が、俺の身体を貫通し。
ドッシャーン!
そのままのし掛かって来た重みで洞窟が落盤を起こし落下してしまう。
横「うぐぐっ…クッ」
…限界か‥くっ…そ‥あとは…頼む五関
横「ハァハァハァ」
助けて…やってくれ‥郁人…と‥トッツーの…子を
あの子には…クッ
絶対…幸せに‥なっ…て‥貰いたいん‥だ2人の…為にも
横「つはっ‥宏太…ごめ
んな‥迎えに行けなくて」
そして、それを最期に意識を失い。
話し終えると隣にいたニカのすすり泣く声が、耳元で聞こえた。
横「大丈夫か?」
ニ「わっ…わっ‥た…その洞窟の中に‥ううっ」
千「俺とニカが、そういうこと!?」
横「あぁ、そうなるな」
千「横尾さーん」
とたん2人して抱きついて来て。
俺も、お前らの話しを聞いた時には驚いたよ。
ニ「いたんだ…あの時」
千「俺たち…捜して‥たんだぜ ヒクッ」
横「あぁ、フッ」
不思議だな―
横「俺らは最期に同じ場所にいたんだ一緒に」
ニ「うん、うん、ヒクッ」
千「うっわあぁーっ」
巻き込んだとか、そんなんじゃない。
屋「呼び合っていたのかもしれない」
きっとそれは心と心が繋がっていた証しみたいなものだったんだと俺は思う。
理屈では説明できない絆が見せた―
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