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・五関side

が、穴へ投げ込んだ瞬間に自分の身体はそこへと激突し。



五「ぐわああっ」



ガシッ！

とたん奴の足が背中を掴んでさ。



「キキッ、キキキィ」



…どか‥ない…ぞ‥死ん…でも‥ぜっ…た‥い…ｸｯ



五「どくものかあぁーっ」



グサッ！



五「うぐぐっ…みん‥な…
ﾊｧﾊｧ‥ﾊｧ…やっと…くっ傍
へ行け‥る…よ‥ﾌｯ」



薄れゆく意識の中で聞こえて来た声。



安井「五関くん！許さないもう許さないんだからぁ」



祐…惺‥ｸｯ



安井「郁祥、僕に力を貸して」

中島「祐惺」



カァーッ！



「キキキキィーッ」



これは奇跡か？２人の光りが重なり合い…凄く‥きれ…い‥だ…ﾌｯ

あの時の北山と、トッツーみたいに。

見る見る周囲が明るくなってくのが分かる、この世界全土を浄化したかの如く。

あり…がと‥祐惺…



横「あの後、そんな事が」

ニ「でも、どうして祐惺と郁祥にそんな力があったんだろう」

千「あの２人まだあんなに小さかったのに」

屋「理屈や、常識では図りきれないのが愛そして想いってわけさ」

塚「分かっている事は」

五「祐惺の怒りが一時的に覚醒を促し、郁祥の想いと重なって闇を浄化した」

藤「そうとしか、考えられないってわけ？」

宮「凄い」

山「神の子と悪魔から生まれし究極の愛の結晶」

玉「それが祐惺」

藤「俺と北山の子」

玉「なら俺達だって」

横「勝てるさ絶対」



奴らが郁祥を狙っていたのは自分達にとって危険分子だったからだろうと横尾は言う。

その言葉と俺の話とを掛け合わせ、全員が感慨深げに黙り込んだ。

そのとき、ピンポーン！



山「あれ誰か来たみたい」

屋「それはないだろ、もう来る奴はいないはず」

千「でもチャイムが鳴ったよ屋良にぃ出た方がいいんじゃない」

塚「俺が出ようか」

屋「頼む塚ちゃん」



そう言うと塚ちゃんはドアの所まで行き。

ガチャ！



塚「どなた…ええっ!?」



何故だが、そのまま固まってしまい。

どうしたんだよ？

それから俺たちが驚くような名前を呼んで。

えっ!?

でも、そこにも確かな絆と愛があったことをこのあと知ることになる

前世と未来を繋ぐ―





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