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・横尾side

宮「どうなってるのこれ」

玉「さぁ」

山「屋良にぃ分かる」

屋「うーん」



ニカと健永にベッタリくっついている聡、太輔の両脇には安井と岸優太が。

そして俺の前には…



横「なに？」

井上「‥‥‥」

横「どうした？」

井上「僕、瑞稀です」

横「知っているよ井上瑞稀だろ ﾆｺｯ」

井上「そうじゃなく」

横「えっ、瑞…稀？」

井上「はい ﾆｺｯ」

横「瑞稀か」

井上「そうですパパ ﾆｺｯ」

横「本当に、お前があの」



これは夢なのか。



五「でも、どうして」

松島「安井ちゃんがね」

塚「安井？ハッ、もしかして祐惺がみんなの記憶を」

橋「そうだよ塚ちゃん」



前世での子供たちが。



安井「ところでパパ」

藤「その呼び方やめてくれって」

岸「なんで？まだ分かってくれないのパパ」

藤「岸いぃーっ、ﾊｧ」



今、俺達の前にいるだなんてさ。



藤「本当に、俺と北山との子なのか？」

安井「そうだよ」

藤「安井」

岸「僕達は記憶を取り戻したパパとママンの力になる為に ﾆｺｯ」

藤「岸優太お前があのときひろのお腹の中にいた」

岸「僕の前世はダーク族の長です ﾆｺｯ」

藤「そうか、あいつ俺の跡を継ぐ子を産んでくれてたんだな」

安井「僕たちがついてるから」

岸「今度こそ、２人で幸せになって」

藤「お前ら…おっ‥くっ」



太輔ったら涙を堪えるのに必死だな。



屋「驚いた、子供たちまでこっちで転生していただなんて、それも」

山「自分たちの傍にいた」

屋「ってことは」



ところでハッシーは？



塚「へぇ凄いじゃんそれ」

橋「でしょ俺ね頑張ったんだよ､ﾆｺｯ」



何かが引っかかっている。



塚「つまりはさハッシーが穴を掘りまくったから助かったってことになるんじゃない」

橋「そうなるかな、ｴﾍﾍｯ」



穴？ハッ―



横「そうだ穴だ穴！」

ニ「どうしたの？わったーいきなり」

横「どうもこうもないその事がずっと心に引っ掛かっていたんだ」

屋「なんだ横尾、心残りでもあったような言い方をし」

横「あった」

玉「わた？」

宮「それってなに？」





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