
[現代版] 天使と悪魔
第18章 不安と兆候
・河合side
翌朝、気怠さを感じながら目を覚ました俺は。
腕の中で眠っている、トッツーの寝顔を見ながら昨日のことを思い返していた
あのときNHKの楽屋で。
戸「あのさもう河合は俺とはエッチしないの」
突然そんな事を言い出したトッツーに。
最初はなんて言葉を返したらいいのか分からなくて。
河「あぁーそれは」
戸「なに?」
だって宏光がいる目の前でだぜ、そりゃビックリするだろ。
でも…
河「そのトッツーが、して欲しいって言うのなら」
そう言ったら、思いもかけない展開へ進んでしまい。
嫌じゃない時々ならしても
そう言われたら、俺だって男だ期待するじゃん。
だから―
河「アハッ、じゃあ今夜」
戸「あ、うん、モジモジ」
が、今思うと。
先のことなんて何も考えずそう言ってしまったのは。
軽はずみだったような気がする。
正直、嬉しかったのもあった。
けど、やっぱり記憶が戻ってないのにやってしまって良かったのか。
あの日以来、手を出さずにいたのもそれが引っ掛かっていたからなのに。
誘惑に負けてしまい―
抱いてしまって今更なんだが俺には分からなくてさ。
それに…
戸「う、うーん」
河「ふっ、満足したような顔をし眠ってら」
気づいてしまったんだよな
トッツーは俺のこと大好きとは言うけど愛してるとは言わないって。
くわえて、あの乱れよう。
なんだか普通じゃない気がする。
こんな予感は当たって欲しくないんだけどさ。
と、そのとき。
俺の携帯が照史からの着信を知らせ。
河「もしもし」
桐山「郁人」
河「もしかしてなんか分かったのか?」
桐山「いや定かやないんやけど」
河「なに?言ってみ」
桐山「実はな」
昨日NHKで石が反応した
河「マジか!?」
桐山「身体の中に奴が潜んでいるもんがいたのは確かやと思う」
河「でも誰だか特定までは出来なかった、そういう事」
・
翌朝、気怠さを感じながら目を覚ました俺は。
腕の中で眠っている、トッツーの寝顔を見ながら昨日のことを思い返していた
あのときNHKの楽屋で。
戸「あのさもう河合は俺とはエッチしないの」
突然そんな事を言い出したトッツーに。
最初はなんて言葉を返したらいいのか分からなくて。
河「あぁーそれは」
戸「なに?」
だって宏光がいる目の前でだぜ、そりゃビックリするだろ。
でも…
河「そのトッツーが、して欲しいって言うのなら」
そう言ったら、思いもかけない展開へ進んでしまい。
嫌じゃない時々ならしても
そう言われたら、俺だって男だ期待するじゃん。
だから―
河「アハッ、じゃあ今夜」
戸「あ、うん、モジモジ」
が、今思うと。
先のことなんて何も考えずそう言ってしまったのは。
軽はずみだったような気がする。
正直、嬉しかったのもあった。
けど、やっぱり記憶が戻ってないのにやってしまって良かったのか。
あの日以来、手を出さずにいたのもそれが引っ掛かっていたからなのに。
誘惑に負けてしまい―
抱いてしまって今更なんだが俺には分からなくてさ。
それに…
戸「う、うーん」
河「ふっ、満足したような顔をし眠ってら」
気づいてしまったんだよな
トッツーは俺のこと大好きとは言うけど愛してるとは言わないって。
くわえて、あの乱れよう。
なんだか普通じゃない気がする。
こんな予感は当たって欲しくないんだけどさ。
と、そのとき。
俺の携帯が照史からの着信を知らせ。
河「もしもし」
桐山「郁人」
河「もしかしてなんか分かったのか?」
桐山「いや定かやないんやけど」
河「なに?言ってみ」
桐山「実はな」
昨日NHKで石が反応した
河「マジか!?」
桐山「身体の中に奴が潜んでいるもんがいたのは確かやと思う」
河「でも誰だか特定までは出来なかった、そういう事」
・
