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[現代版] 天使と悪魔

第21章 空回りする心

・五関side

北山の夢の中に妖魔がいるって!?



内「正確に言えば夢を利用し恐怖を植え付けているんやろ精神だけが部屋へ来ていて本体は違う場所におるってわけや」

ニ「じゃなに脅かされてるっていうのかよ」

内「たぶん、そやな」

薮「目的は?」

屋「あいつの力を弱める為それしか考えられない」

横「つまり逆に言えば脅威に感じてるって事か」

五「そうだな」



魔王を消滅した力を見れば分かる。

あいつの力は、前世のときよりはるかに強いって事が

もしかしたら奴にとっても予想外だったのかもしれない。

だから計画を変えた?

なら、捕らわれてしまっている可能性が高いトッツーと郁人はどうする気なんだよ。

俺は、それが気に掛かる。



千「なぁ、ところでメシはまだ腹が減っちまった」



が、とつぜん千賀がそんな事を言い。



宮「千さん、腹時計が鳴っちゃったわけ」

千「だってさとっくに夕飯過ぎてるじゃん」

玉「夕飯って、ここ時間がないのによく分かるな」

ニ「こいつの場合は日常的勘みたいなもんだから」



なんだそれ?



山「じゃ今は何時」

千「俺の勘では夜の8時」

五「まわりは明るいけど」

千「ほんとだって、メシを食ったら風呂そんで次は、ムフフッ」

塚「なに、その笑い」

千「塚ちゃんだってハッシーとやってるんだろ?アレだよアレ、セッ」

ニ「それ以上言ったら怒るぞ」

千「あははっ、止められちまった」

薮「あっ、分かっちゃった俺 アハッ」





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