
[現代版] 天使と悪魔
第23章 妖魔の企て
・北山side
沸き上がって来る想いは、堪らない程に俺の心を締めつける。
太輔、太輔、やっぱり無理なのか?
お前を護りきるなんてこと俺には、クッ!
そう思い胸の中へ顔を埋めていたら。
藤「起きたんだ?フッ」
頭の上から声がし。
藤「なら続きをやろうぜ」
北「続き?」
言葉を返した瞬間その口が自分の唇を塞ぎ。
んだめだってば!
あげく、バタバタと暴れる手も抑えつけられてしまい
もう少し待っててくれ。
それから片方の手で起用に服のボタンを外し始めてよ
奴をやっつけてから。
そして、とうとう直に胸へと触れたその手の感触に。
北「やめろ太輔」
思わず、塞がっている唇を振り払い叫び声を上げると
藤「お前の気持ちは分かっている、ひろ」
こいつは、そう言い微笑みかけて来てさ。
北「だったら、クッ」
藤「それでも俺は決めたんだ、ひろを抱くって」
北「‥‥っ」
藤「そして、その頭の中に植え付けられてしまった奴の意識を追い出してみせる」
意識?追い出す、どういう意味で。
藤「いいかよく聞けあいつは、ひろの脳に魔力を使い自分の意識を植え付けたんだ俺達が結ばれるのを邪魔する為に」
なんだって!
藤「だが俺の想いはそんなのに負けたりなんかしない」
太輔…
藤「お前はどうなんだよ」
俺?
藤「奴に屈服してしまうのか?俺への想いってそんなもんだったっていうの」
違う―
藤「奴に負けちまってもいいの」
嫌だ。
藤「だったら今ここで口に出して言え」
なにを?
・
沸き上がって来る想いは、堪らない程に俺の心を締めつける。
太輔、太輔、やっぱり無理なのか?
お前を護りきるなんてこと俺には、クッ!
そう思い胸の中へ顔を埋めていたら。
藤「起きたんだ?フッ」
頭の上から声がし。
藤「なら続きをやろうぜ」
北「続き?」
言葉を返した瞬間その口が自分の唇を塞ぎ。
んだめだってば!
あげく、バタバタと暴れる手も抑えつけられてしまい
もう少し待っててくれ。
それから片方の手で起用に服のボタンを外し始めてよ
奴をやっつけてから。
そして、とうとう直に胸へと触れたその手の感触に。
北「やめろ太輔」
思わず、塞がっている唇を振り払い叫び声を上げると
藤「お前の気持ちは分かっている、ひろ」
こいつは、そう言い微笑みかけて来てさ。
北「だったら、クッ」
藤「それでも俺は決めたんだ、ひろを抱くって」
北「‥‥っ」
藤「そして、その頭の中に植え付けられてしまった奴の意識を追い出してみせる」
意識?追い出す、どういう意味で。
藤「いいかよく聞けあいつは、ひろの脳に魔力を使い自分の意識を植え付けたんだ俺達が結ばれるのを邪魔する為に」
なんだって!
藤「だが俺の想いはそんなのに負けたりなんかしない」
太輔…
藤「お前はどうなんだよ」
俺?
藤「奴に屈服してしまうのか?俺への想いってそんなもんだったっていうの」
違う―
藤「奴に負けちまってもいいの」
嫌だ。
藤「だったら今ここで口に出して言え」
なにを?
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