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[現代版] 天使と悪魔

第23章 妖魔の企て

・横尾side

一斉に視線が向く中で考え込むかのように黙り込んでいるミツ。

と、そのとき。



安井「いっしょにやろう、ママン」

北「祐惺」

安井「2人でやれば出来るそうは思わない?」

北「んだな、フッ」



どうしようっていうんだ?



北「ハーフの連中は俺らのところへ来い」



と、ミツは屋良さんたちを自分の傍へ呼ぶと。



北「今からお前らの能力をパワーupしてやるからよ」

内「そっ、そんなことできるん?」

北「こいつが手伝ってくれればな、フッ」

安井「親子の絆、愛を持て」



祐惺…



安井「前世で途絶えてしまいしそれが、来世の世にて結ばれしとき道は開けるであろう」



そうか、こういう意味だったってわけ。



屋「1人より2人の力なるほどね」

山「2人より3人」

桐山「3人より4人って事やろ」

内「そや、フッ」



そして、目を瞑ったとたん2人の姿は。

パァーッ!



千「すっげぇー」

宮「安井ちゃん綺麗」

塚「まるで、神の子が2人いるみたい」



前世の姿へと戻ってよ。

小さな羽根と大きな羽根、親子の白い羽根は眩いくらいに美しく。

同時に光りが放たれたかと思うと。

ピカァーッ!



桐山「うわっ」

内「なんやこれ!?」

山「身体が火照って来た」

屋「力が全身に漲っている」



どれだけの力を持っているんだ!?この2人は。





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