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[現代版] 天使と悪魔

第28章 幻獣の少女②

・作者より

お話の途中で失礼します。

難しい内容も多々あることから、ここで少し。

分かり易いように、簡潔に説明文を入れておきます。


天使と悪魔の舞台ともなった世界には魔の領域と呼ばれる所がありました。

―が、そこは1度足を踏み入れたら二度と戻って来れないと言われていましたが

それが、何故なのかまでは知られていなかったのです

それどころか場所すら定かではなく。

が、実は幻獣たちの住みかで。

化身と呼ばれる少女が存在し人知れず暮らしていた。

そこへ、1人の天使が迷い混み2人は恋に落ちます。

結ばれた結果、生まれたのがトッツー。

しかし、それよりさかのぼること数十年前。

魔の領域の何処かで、闇は息づいていたのでしょう。

その闇とは―

欲望や妬み嫉妬・憎悪といった悪い感情が作り出したもので。

年々溜まっていき池のような場所となったのでは?と推測されます。

たぶん、化身が愛した天使はその場所へ足を踏み入れてしまい。

彼は、逃げ切れず捕まってしまった。

闇は彼を取り込み侵食。

ここでは亮太の時とは違って脳や心臓を食われてしまったと解釈します。

もう1つ―

きっと過去そこへ迷い混んだ者も同じ目に。

そうやって闇は成長し妖魔となった。

加えて、だから二度と戻って来れないと言われていたのではないでしょうか。

奴は言っていました。

魔と化し生まれ変わることはもうない、自分に操られると。

つまりは、そういう事です

闇は自ら妖魔と名乗り自分の半身を生き物から生き物へ乗り移らせ。

だとしたらトッツーの中にいるのも本体ではなく半身

本体は―

もう、お分かりですよね?

力を付けて行くにつれ能力も身に付けた。

あやかしの術も、その1つ

侵食=憑依

取り憑いた相手の能力も、心臓や脳を食らったときに貰っていたとしたら。

が、以上の通りならば今度は疑問が生じてしまうのですが。

前世のトッツーの死後なぜ妖魔は動けなくなったのか

本体はあるのだから、動けたのでは?

半身がトッツーの中に入り込んだままの状態だった為

封印と似たような形になってしまったと解釈して下さい。

―以上、簡単に説明させて頂きました。

いつも有り難うございます

引き続きStoryをお楽しみ下さい。





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