
[現代版] 天使と悪魔
第4章 過去からの声
・玉森side
あれから、変なことを気にするようになった宮田。
今日もまた、わけ分からない質問ばかりして来る。
俺はお前の事が心配なの。
人の気持ちも知らないで、一体なんだっていうわけ。
やれ何か拾っていないか、変わった事はないか。
苛々するったらありゃしない俺じゃなく自分だろ。
それでいて、なんだか知らないけど。
ニカとわたの3人で終わったら、サッさとメシ食いに行っちゃうし。
置いてきぼり?
なにそれ?俺ひとりでバカみたいじゃん。
北「なぁーに苛ついてるんだ」
玉「別に」
北「おやここにもイジケ虫がいたわ」
藤「こっちは大変だ半泣き状態だし」
こっちって?あっ…
北「ありゃー本当だわ」
千「だってニカったら勝手なことばかり言って」
藤「健永だって、あいつの誘い断ってたじゃん」
千「それは先に約束しちゃっんだし仕方ないさ俺だって」
北「ニカと一緒にいたい」
千「まぁ…」
あらら―
でもね俺は別に宮田と一緒にいたいわけじゃないんだ
あいつが心配なだけ、分かる?
北「タマちゃんそんな顔しないの、ねっ」
玉「‥‥‥」
北「それより腹減ってね」
藤「お前は、お腹が空いてるか寝てるかのどっちかだな」
北「あのな藤ヶ谷さん食欲と睡眠は大事に決まってるでしょ」
藤「他にもあるんじゃない例えば」
玉「2人とも、千賀のこと放っといてもいいの」
藤「あっ」
北「あら」
部屋の片隅で。
すっかりドヨーンと、暗くなっている千賀を見て苦笑いするガヤとミツ。
藤「しょうがないメシ食いに行くぞ」
北「4人で、なっ?元気を出せって」
千「うん」
この頃はまだ、俺達は何も知らなくて。
藤「ドームまで、あともうすぐだし」
北「あっ、その前にさ泊まりがけの仕事ない」
藤「あるある温泉だっけ」
北「そのときラブラブすればいいんじゃね」
千「そう…かな」
北「そうだって、ニコッ」
千「じゃ、頑張ってみる」
藤「おう」
北「応援してっから」
藤「ほら食え」
千「…あり‥がと…宏光‥ガヤさん…ううっ」
あれまぁ結局は泣いちゃったよ。
そんな千賀を見て顔を見合わせながら。
やっぱり、苦笑いするしかない兄貴2人。
それから俺達は、それぞれの家へと帰ってく。
・
あれから、変なことを気にするようになった宮田。
今日もまた、わけ分からない質問ばかりして来る。
俺はお前の事が心配なの。
人の気持ちも知らないで、一体なんだっていうわけ。
やれ何か拾っていないか、変わった事はないか。
苛々するったらありゃしない俺じゃなく自分だろ。
それでいて、なんだか知らないけど。
ニカとわたの3人で終わったら、サッさとメシ食いに行っちゃうし。
置いてきぼり?
なにそれ?俺ひとりでバカみたいじゃん。
北「なぁーに苛ついてるんだ」
玉「別に」
北「おやここにもイジケ虫がいたわ」
藤「こっちは大変だ半泣き状態だし」
こっちって?あっ…
北「ありゃー本当だわ」
千「だってニカったら勝手なことばかり言って」
藤「健永だって、あいつの誘い断ってたじゃん」
千「それは先に約束しちゃっんだし仕方ないさ俺だって」
北「ニカと一緒にいたい」
千「まぁ…」
あらら―
でもね俺は別に宮田と一緒にいたいわけじゃないんだ
あいつが心配なだけ、分かる?
北「タマちゃんそんな顔しないの、ねっ」
玉「‥‥‥」
北「それより腹減ってね」
藤「お前は、お腹が空いてるか寝てるかのどっちかだな」
北「あのな藤ヶ谷さん食欲と睡眠は大事に決まってるでしょ」
藤「他にもあるんじゃない例えば」
玉「2人とも、千賀のこと放っといてもいいの」
藤「あっ」
北「あら」
部屋の片隅で。
すっかりドヨーンと、暗くなっている千賀を見て苦笑いするガヤとミツ。
藤「しょうがないメシ食いに行くぞ」
北「4人で、なっ?元気を出せって」
千「うん」
この頃はまだ、俺達は何も知らなくて。
藤「ドームまで、あともうすぐだし」
北「あっ、その前にさ泊まりがけの仕事ない」
藤「あるある温泉だっけ」
北「そのときラブラブすればいいんじゃね」
千「そう…かな」
北「そうだって、ニコッ」
千「じゃ、頑張ってみる」
藤「おう」
北「応援してっから」
藤「ほら食え」
千「…あり‥がと…宏光‥ガヤさん…ううっ」
あれまぁ結局は泣いちゃったよ。
そんな千賀を見て顔を見合わせながら。
やっぱり、苦笑いするしかない兄貴2人。
それから俺達は、それぞれの家へと帰ってく。
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