
[現代版] 天使と悪魔
第5章 記憶の連鎖②
・横尾side
俺達は今、雑誌撮影のため某温泉地へ向かっていた。
ニ「わったー食べる?」
横「Thank you ニコッ」
今は、10月の初旬。
千「あぁーあ、なんでニカ横尾さんと座ってるんだろ」
藤「健永お前は、こっちを向いてろ」
千「だってぇー気になるんだもんさ」
藤「だからって、見ててもしょうがないじゃん」
千「宏光の寝顔を見てたってつまらないし」
藤「あはっ」
千「呑気でいいよったく」
北「スースーッ」
その横の席では―
宮「タマ、なんか変わったことはない?」
玉「ない」
宮「じゃ拾いもんは」
玉「もういい加減にして」
宮「あ…ごめん‥」
裕太は、ご機嫌斜めだな。
ニ「ミツは、即行おネムだね」
今のところニカに、宮田の時のような異変は見られていない。
ってことは、やっぱり。
ニ「宮っちは相変わらず、タマの事が気になって仕方がないみたいだけど」
それは止めようがない。
ニ「だからかな、あんなに機嫌が悪いの」
それも仕方なっ、んっ?
俺はこの時ほんの少しだけ裕太の様子が気に掛かる。
なんていうの…
時々、眼が宙に浮いているような気がし。
気のせいか?
傍にいる宮田が気づかないわけないし。
屋「横尾、羽根に注意するんだ。あと北山が持っているネックレス」
分かっています屋良さん。
俺以外はみんな羽根を手に入れたことで記憶が甦った
最期の記憶に関してはどうやらあの赤い石が関係しているみたいだけど。
もしニカがそれに触れたら間違いなく。
玉「もぉー煩い、放っといてって言ってるだろ!」
と、そんな中で裕太がイキなり大声で叫び。
横「どうした?」
玉「わた、こいつそっちへ連れてって脇でゴチャゴチャ耳障りで堪らない」
傍へ行くとかなりお怒りの様子。
宮「うっ」
その横では宮田が叱られたペットみたいにショボクレている。
横「構わないけど何そんなに苛々してるの?」
玉「別に」
横「そっ、ならこれ以上は聞かないよ宮田ほら行こ」
宮「う…うん‥」
ちょっと、要注意かもしれないな。
・
俺達は今、雑誌撮影のため某温泉地へ向かっていた。
ニ「わったー食べる?」
横「Thank you ニコッ」
今は、10月の初旬。
千「あぁーあ、なんでニカ横尾さんと座ってるんだろ」
藤「健永お前は、こっちを向いてろ」
千「だってぇー気になるんだもんさ」
藤「だからって、見ててもしょうがないじゃん」
千「宏光の寝顔を見てたってつまらないし」
藤「あはっ」
千「呑気でいいよったく」
北「スースーッ」
その横の席では―
宮「タマ、なんか変わったことはない?」
玉「ない」
宮「じゃ拾いもんは」
玉「もういい加減にして」
宮「あ…ごめん‥」
裕太は、ご機嫌斜めだな。
ニ「ミツは、即行おネムだね」
今のところニカに、宮田の時のような異変は見られていない。
ってことは、やっぱり。
ニ「宮っちは相変わらず、タマの事が気になって仕方がないみたいだけど」
それは止めようがない。
ニ「だからかな、あんなに機嫌が悪いの」
それも仕方なっ、んっ?
俺はこの時ほんの少しだけ裕太の様子が気に掛かる。
なんていうの…
時々、眼が宙に浮いているような気がし。
気のせいか?
傍にいる宮田が気づかないわけないし。
屋「横尾、羽根に注意するんだ。あと北山が持っているネックレス」
分かっています屋良さん。
俺以外はみんな羽根を手に入れたことで記憶が甦った
最期の記憶に関してはどうやらあの赤い石が関係しているみたいだけど。
もしニカがそれに触れたら間違いなく。
玉「もぉー煩い、放っといてって言ってるだろ!」
と、そんな中で裕太がイキなり大声で叫び。
横「どうした?」
玉「わた、こいつそっちへ連れてって脇でゴチャゴチャ耳障りで堪らない」
傍へ行くとかなりお怒りの様子。
宮「うっ」
その横では宮田が叱られたペットみたいにショボクレている。
横「構わないけど何そんなに苛々してるの?」
玉「別に」
横「そっ、ならこれ以上は聞かないよ宮田ほら行こ」
宮「う…うん‥」
ちょっと、要注意かもしれないな。
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