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偽りの向こう側

第16章 ライン四日目~夜~

「そうだね……してみるよ。でも何て?」
「ミナミが伝えたいことでいいんじゃね?」

嵐に伝えたいこと……

それは嵐への想い。

スマホを手に取ると横から瑛士が覗き見た。

「ちょッ……見ないでよ!」
「チッ!便所行ってこよーっと」

瑛士は席を立つとトイレに向かって歩いていった。

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