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偽りの向こう側

第9章 嵐(ライン三日目)

『お仕事落ち着いた?(笑)』

身体は落ち着いた。

いや……別の意味で落ち着いていない。

義母の姿が脳裏をかすめる。

「まーな笑」
『お昼食べた?』
「うん笑 ミナミは?(´・ω・`)」

人肌のお粥を思い出す。

それと同時に義母がお粥を冷ます口元も。

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