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いっ、あっいぃ、なんか、出そ。



北「もっ、漏れ、あっうんあぁーっ」

藤「トコロデンになっちゃってるじゃん」



ズゴン、スゴン！



北「ひっあっ、ひっ、いっあっ」

藤「イク、北山、ｸｯ」

北「ああっ、ﾋﾞｸﾝ」



俺の中へ流れ込んだ生温かな液体。

それを感じながら放心状態でいると。



藤「これで分かったろ俺の気持ち ﾆｺｯ」



藤ヶ谷が、優しく見つめて来て。



藤「お前は俺のこと、どう思っているんだよ？そんなふうに叫ばれたら」

北「んなことも、言ったんか？俺」

藤「これからは素直に言えよな、ﾌｯ」

北「かっ、考えとく」

藤「ｸｽｯ」



こうして思いも掛けず一線を越えてしまった俺達は。



藤「おはよーす」

ニ「ガヤ」

千「うわ、またニカに先を越された」

ニ「へへぇーんだ」

千「ガヤさんは俺の兄貴なの」

ニ「俺のだって」

千「ニカには、わったーがいるじゃん」

ニ「それと、これとは話が別」

千「ずるぃー」



また、あいつらやってるわ

変わらぬ毎日を送っているように端からは見えるが。

２人っきりになれば。



北「ふっ、藤ヶ谷」

藤「今日は、どんなふうにして欲しい？」

北「いっ、いっぱい」

藤「感じたい？」

北「おっ、お前の…で」

藤「ふっ、了解 ﾆｺｯ」



ギシッ、ギシッ！

人前ではイチャつかなくとも。

ラブラブな時間を過ごしている俺達がいたんだ。

だから、もう―



北「ああっ、いっ、藤ヶ谷いぃーっ」



苛々したりはしない。



藤「愛している北山」

北「おっ、俺も」

藤「ちゃんと言葉で言えよ相変わらず素直じゃないなったく」



言えるか、んなの恥ずかしくて。

チュッ！

こいつは俺だけのものだから。





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